


2024年 7月29日
「やっとここに帰って来られた」
開幕セカンドを勝ち取るも、ケガで離脱を余儀なくされた牧原大成選手。
その間にルーキー廣P選手が台頭。柳町選手、正木選手と共に慶應トリオ≠ニしてスポットライトを浴びていた。
「チームとしては良いことだが、自分自身としてはマズイこと」
若手にレギュラーの座を明け渡し、先の見えないリハビリの日々。
家族や周りの人の支えに、復帰後初ヒットを放った直後、目には光るものが。
覚悟を胸に戦う後半戦。
「このポジションを明け渡さないようにやっていくだけ」
育成入団から強烈な競争社会を生き抜いてきたマッキー。
30歳を超えてもその目はギラギラしていた。(櫻井譲士)