STORY

  • 2022年3月4日(金)第57話 絶望の果てに

    乾隆帝に鹿血酒を飲ませ、冷遇されていた炩妃。寵愛を取り戻すため、崑曲(こんきょく)を披露し、乾隆帝の気を引こうと試みるも、たまたま近くにいた如懿に歌声を聴かれてしまう。そして第十皇子の喪中に不謹慎だと叱責され、第十皇子の霊前で跪くよう言い渡される。一方、第十皇子を失い、心身共に疲弊していた舒妃は、子宝の薬が避妊薬だったという事実を炩妃から聞かされる。乾隆帝の真心が偽りだったと知った舒妃は絶望し、寝所に自ら火を放つ。

  • 2022年3月3日(木)第56話 君主の苦悩

    乾隆帝は后妃や皇太后を連れ、避暑のため円明(えんめい)園で過ごす。そんな中、ジュンガルで内乱が起きる。反乱軍の首謀者・達瓦斉(ダワチ)は皇太后の娘・恒娖(こうさく)の婿を殺害、更に清(しん)に対し恒娖との婚姻を求める。国庫の余裕がないことから、大臣たちは婚姻に賛成する。同じ頃、第十皇子危篤の知らせが届く。息子を思う一心で見舞いに行かせてほしいと懇願に来た舒妃に皇太后は、恒娖を都へ連れ戻すよう乾隆帝に口添えすることを交換条件に出すのだった。

  • 2022年3月2日(水)第55話 木蘭囲場(もくらんいじょう)の罠(わな)

    秋の狩猟が、皇室の狩り場・木蘭囲場で繰り広げられた。乾隆帝は皇子らを引き連れて広大な狩り場で獲物を追う。野生の馬を見つけた乾隆帝が馬を追って林に入ると、林の中に仕掛けられた罠から乾隆帝に矢が放たれ、乾隆帝は落馬する。そこへ突進する野生馬を、偶然居合わせた凌雲徹が制し、第四皇子が矢を放って馬を倒す。凌雲徹はこの功績を認められ、皇帝の命令によって御前侍衛に復職が叶い、第四皇子は更なる皇帝の信頼を得る。

  • 2022年3月1日(火)第54話 皇子か公主か

    如懿のおなかが大きくなるにつれ、宮中では子供の性別が取り沙汰されていた。そこで“妊娠中に辛い物が好きなら娘が生まれ、酸っぱい物が好きなら息子が生まれる”という言い伝えを参考に、如懿はあえて辛い物ばかりを食べ始める。一方、嘉貴妃は如懿が公主を身ごもっていると思い込み、安心していた。ところが生まれたのは乾隆帝が切望していた嫡皇子だった。第四皇子の前途が心配になった嘉貴妃は、第四皇子に奮起するよう促すのだった。

  • 2022年2月28日(月)第53話 甘言と苦言

    疲労感に悩む乾隆帝は侍医の江与彬(こうよひん)に鹿血(ろくけつ)酒を求めるが、効能が強すぎるため体の負担になると拒まれてしまう。進忠から炩妃のもとに鹿血酒があると知らされた乾隆帝は永寿(えいじゅ)宮で飲酒にふける。重臣の世間話から乾隆帝の様子がおかしいと察知した如懿は永寿宮へ赴き、炩妃たちを叱責、乾隆帝に鹿血酒を飲まぬよう進言するが、逆に冷たくあしらわれてしまう。抗議の意味を込めて、その場で跪(ひざまず)く如懿だったが、めまいを覚え倒れてしまうのだった。

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