今回のぐっ！ジョブは、超緻密な「匠の技」に浸る30分。博物館に展示する歴史的建造物のレプリカから、大手ゼネコンがコンペに使う建築模型まで、あらゆる模型を手掛ける大分市の職人と、鍛え抜かれた金属加工の技で、ステンレス1枚から240面体のきらびやかなオブジェを作リ出す板金加工会社が登場。他に類を見ない圧倒的技術に迫る！

大分市にある「和巧」は、博物館に展示する歴史的建造物のミニチュアや、大手ゼネコンがコンペ時に使う建築模型など、いわゆる「産業模型」を作る会社。素材はアクリル板がメインだが、着色技術や細かいやすり加工で、木の風合いや使い込んだ鉄の質感なども本物さながらに仕上げる技を持っている。そんな「和巧」が乗り出したのが、ヒマワリやヤシの木など、葉脈まで再現した超精巧な植物ミニチュアキットの販売だ。これが模型マニアだけでなく、女性ファンもにも受け、海外からも注文が殺到している！

いっぽう福岡県古賀市で板金加工を出がける「ナダヨシ」は、企業からの依頼で自動車部品や厨房設備などをオーダーメードしている。熟練職人たちの手仕事による、「溶接」「研磨」「曲げ」などの技が自慢だ。その実力は、世界的板金コンテストに24回入賞するなど、業界でも高い評価を受けている。もはやアートの域に達した金属加工の達人技に迫る！

【取材企業】

■和巧
[住] 大分県大分市大洲浜2丁目2-30
[電] 097-556-7675
[HP] http://www.kamizukuri.jp/

■ナダヨシ
[住] 福岡県古賀市青柳194
[電] 092-944-4755
[HP] https://www.nadayoshi.co.jp/