STORY

  • 2021年10月20日(水) 第10話

    ある日の深夜、紀綱(き・こう)は余人傑(よ・じんけつ)を呼び出すと、傅玉堂(ふ・ぎょくどう)殺害事件の進捗を尋ねた。事件の詳細は周新(しゅう・しん)にしか分からないと答える人傑。すると紀綱は、何か分かったら自分に知らせること、そして今日話をしたことは他言無用だと約束させ、人傑に宝玉を手渡すのだった。一方、思h(しき)は玉堂宛てに届いた匿名の直訴状の復元に成功。差出人を割り出すため役人たちの筆跡を調べることに…。

  • 2021年10月19日(火) 第9話

    事件を解決し、浙江按察使司に戻った周新(しゅう・しん)に、妻からの手紙が。そこには、妻と岳父の梁思遠(りょう・しえん)が杭州へ来ることが記されていた。「得がたい好機だ」と周新。その際に傅玉堂(ふ・ぎょくどう)夫人を連れてきてもらい、夫婦の対面を終えてから玉堂の遺体を埋葬しようと考えたのだ。紀綱(き・こう)らの監視をかわして傅夫人を屋敷から連れ出す方法を考えついた娘に説得され、思遠も協力する決意を固めるが…。

  • 2021年10月18日(月) 第8話

    川から姜老七(きょう・ろうしち)の物と思われる靴と瓢箪が見つかった。これにより、伍(ご)県令は老七が水死したと確信する。ところが周新(しゅう・しん)は、遺体が見つからない限り断定するのは早計だと苦言を呈するのだった。伍県令もそれは承知しているが、大人数で1日かけて川底をさらっても遺体が見つからない現状に参ってもいた。周新に意見を求められた思h(しき)は、遺体がすでに数里先まで流されているではないかと推測し…。

  • 2021年10月15日(金) 第7話

    姜老七(きょう・ろうしち)が失踪した。妻の彩鳳(さいほう)が、公邸の建築の件でケンカしていた高大毛(こう・だいもう)が夫を殺したのだとわめき立てたため、まずは関係者を呼んで審理をすることに。酒場からの帰り道も老七と一緒ではあったが、途中で別れたと訴える大毛。しかし、2人は昔から犬猿の仲で、職業上の利害関係もあったことから、疑いはぬぐえない。そのうえ、大毛の屋敷の裏庭に血痕があるという新たな情報が…。

  • 2021年10月14日(木) 第6話

    堅固な楼閣を作るべきだと主張する高大毛(こう・だいもう)と、文人らしい優雅な平屋こそふさわしいと断言する姜老七(きょう・ろうしち)。2人の親方による県令公邸の建築案は対極にあった。どちらを選ぶべきか――判断は伍(ご)県令に委ねられたが、自身で決められない県令は“くじ”に頼り、その結果、大毛の案が採用されることに。ところが、負けた老七が不満をぶつけ、またもや口論が始まる。これにうんざりした伍県令は…。

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