STORY

  • 2021年7月28日(水)第37話 安史の乱

    李俶らの反対もむなしく、玄宗は楊国忠の進言に従い、安禄山を節度使から解任することに決めた。これを機に安禄山は謀反を起こす。安禄山を討伐するため、李俶や李倓は出陣を命じられた。大勢の朝臣が事態を深刻にとらえる中、楊国忠だけは楽観視をやめず、李俶はいらだつ。出陣前夜、李俶は身重の妻を残していくことに不安を感じていた。唐軍の抵抗もむなしく、安禄山の軍は破竹の勢いで進軍する。戦火は都に迫りつつあった。

  • 2021年7月27日(火)第36話 仕掛けられた罠

    徳寧郡主 李婼との結婚を命じられ都入りした安慶緒のもとへ、「済世堂で待つ」と記された沈珍珠からと思われる文が届く。慕容林致の診察を受けるため済世堂を訪れていた珍珠は、安慶緒がやって来た途端に帰ろうとするが、彼に止められてしまう。安慶緒の跡をつけてきた李婼は、2人の様子を見て李俶への裏切りだと言い珍珠を責めるのだった。そこへ図ったように韓国夫人と崔彩屏が噂好きの夫人たちを連れて済世堂へやって来たのだが…。

  • 2021年7月26日(月)第35話 郡主の作戦

    安禄山の謀反を疑う奏状が北方から続々と届くようになり、玄宗は大臣たちと協議を重ねていた。李俶は安禄山を宰相に任じ、平盧と河東の節度使を解任することで兵力をそぐよう進言する。だが楊国忠は無学の安禄山を宰相に任じるのは一国の恥と猛反対する。一方、徳寧郡主 李婼は范陽にいる安慶緒に会いたい一心で、通行手形を偽造しようとするが、李俶に見つかり部屋に閉じ込められてしまう。そこで李婼は仮病を使って玄宗の同情を誘い…。

  • 2021年7月21日(水)第34話 遺体を巡る攻防

    李倓は沈珍珠の説得に応じて、竇如知を殺した際の詳細を話し始める。実は竇如知は、李倓に殺されたわけではなく、長年飲んでいた霊薬の毒に当たり死んでいた。竇如知の死を利用して李倓を排除しようと企んでいたのは、皇太子妃 張氏だったのだ。張氏は真相が発覚する前に、竇如知の遺体を処理しようと奔走する。また李倓が厳罰に処されるよう、楊貴妃にも働きかける。絶体絶命に陥った李倓を救うため、李俶と珍珠は宮殿でひざまずき続けた。

  • 2021年7月20日(火)第33話 酒宴の悲劇

    李倓は慕容林致が記憶を失ったと知りショックを受ける。自暴自棄になった李倓を立ち直らせるため、李亨や張氏は竇如知の娘、蓮児との再婚を勧めた。だが李倓は頑として受け付けない。ある日、泥酔した李倓は馮尚書の誕生日を祝う宴席に招かれる。だが宴席で、宿敵の竇如知と口論になり、相手を刺し殺してしまった。身柄を拘束された李倓は黙秘を続け、父や兄の助けすら拒否する。李俶は弟を救うべく手を尽くすのだった。

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