STORY

  • 2021年7月5日(月)第22話 想い人との決別

    王妃になれずとも皇宮に行く機会を得た沈珍珠は、皇太子妃の許可をもらって尚宮局に行く。そこで実家で拾った令牌の紋様や記録を調べていると、令牌は皇太子府の間者の物であり、皇太子が共謀者であることが判明する。珍珠は長年李俶を想い続けたことを後悔し、敵討ちを再び心に誓う。一方、参拝した寺の裏山で薬草を採っていた慕容林致は、ふと男女の会話を耳にする。近づいてみると、皇太子妃が見知らぬ男と密会しており…。

  • 2021年7月2日(金)第21話 広平王妃の座をかけて

    沈珍珠と崔彩屏は共に流産した。李俶は妻子を守れなかったことを悔やみ、かいがいしく珍珠を看病する。だが李俶を両親の敵だと信じる珍珠は、そっけない態度を取り続けるのだった。子を失ったものの、李俶に気遣ってもらえない崔彩屏は、将来を悲観して取り乱す。そんな娘を哀れに思った韓国夫人は、楊貴妃の協力を得て一計を案じた。勅命により、ついに李俶の正妃が決まる。だが勅命の内容は驚くべきものだった。

  • 2021年7月1日(木)第20話 深まる疑惑

    崔彩屏は沈珍珠が自らの懐妊に気づくことを恐れ、焦って取り乱す。韓国夫人はその姿を見て、珍珠が服用している活血薬に流産を促す薬草を入れるよう銀娥と玉書に命じた。李俶が両親の敵ではないかと疑っていた珍珠は、李俶の書斎で証拠捜しをするが、そこで父である沈易直の調査資料を見つけ、李俶への疑いが一層深まってしまう。失意のうちに自室へと戻った珍珠に、崔彩屏に流産の危険があるとの知らせが届いたのだが…。

  • 2021年6月30日(水)第19話 予期せぬ懐妊

    張侍医は体調不良を訴える沈珍珠を診察し、懐妊していることに気づく。だが珍珠には告げず韓国夫人に報告する。焦った韓国夫人は珍珠を流産させるため、妊娠初期には禁忌とされる活血薬を処方させる。珍珠は慕容林致の脈診で懐妊の事実を知り、韓国夫人の企みを見抜くが、しばらく気づかぬふりを続ける。一方、朝廷では再び安禄山の謀反を疑う声が上がる。玄宗はしぶしぶ安禄山を都へ呼ぶが、安禄山は病と称し入京を拒否する。

  • 2021年6月29日(火)第18話 したたかな宰相

    葛勒可汗は皇宮に行き、東則布を朝廷に引き渡した。楊国忠が吐蕃と内通していたことが明らかになり、朝廷は大混乱に陥る。数々の証拠が挙がったことで、ついに楊国忠は投獄された。楊貴妃は窮地に陥った楊国忠を助けるべく、玄宗に嘆願する。楊貴妃に頭が上がらない玄宗は、楊国忠の釈放を決めてしまう。李俶らは失望を禁じえなかった。一方、広平王府では崔彩屏の懐妊が判明する。沈珍珠は激しく動揺するが、努めて平静を装うのだった。

   <<   1   |   2   |   3   |   4   |   5   |   6   |   7   |   8   |   9   |   10   |   11   |   12   |   13   |   14   |   15   |   16   |   17   >>