STORY

  • 2021年7月12日(月)第27話 計り知れぬ夫の心

    葛勒可汗に保護され回紇の王宮に滞在していた沈珍珠であったが、獄中死した東則布の敵討ちのため王宮に忍び込んだ阿奇娜に危うく殺されかける。その時、偶然部屋に入ってきた李俶は、珍珠をかばって阿奇娜に刺され、間もなくして意識を失ってしまう。阿奇娜の刀には4種類の猛毒が塗られていたが、回紇の医者はすべての毒の種類を突き止めることができないため、解毒剤を作れないと言う。目覚めない夫を前にして珍珠は複雑な思いを抱くのであった。

  • 2021年7月9日(金)第26話 回こつ(回鶻)の月

    葛勒可汗の妻 哈絲麗は、可汗の留守に乗じて可汗の弟と共に謀反を起こす。哈絲麗は家族の敵である可汗に復讐する機会をうかがっていたのだ。だが彼女の家族を皆殺しにしたのは別の部族の者で、哈絲麗は誤解していただけだった。結局、可汗の説得も空しく、哈絲麗は自ら命を絶ってしまう。一方、沈珍珠を追って回紇に向かっていた李俶は、徒歩で雪山を越えようとするが、雪崩などの災難に遭い、風生衣以外の配下を全員失うのだった。

  • 2021年7月8日(木)第25話 回こつ(回鶻)の政変

    沈珍珠は金城郡を出たところで、偶然通りかかった葛勒可汗に救われる。だが彼女は阿奇娜に盛られた毒のせいで、口が利けず目も見えなくなっていた。そのため葛勒可汗は、助けた女の正体が珍珠だと気づかない。珍珠を連れた葛勒可汗一行は雪山で雪崩に巻き込まれる。その衝撃で声が出せるようになった珍珠は、ようやく葛勒可汗に正体を明かした。葛勒可汗は珍珠と共に皇宮に戻る。だが皇宮は異様な雰囲気に包まれて…。

  • 2021年7月7日(水)第24話 行方知れずの2人

    史思明との密会を慕容林致に知られた皇太子妃は、林致を親友の沈珍珠もろとも葬り去ろうと企む。手傷を負うも何とか刺客から逃れた林致だったが、運悪く人買いに売られてしまう。一方の珍珠は、阿奇娜と何霊依の策略にはまり、ある茶楼におびき出される。珍珠を守ろうとした紅蕊は何霊依の手にかかって命を落とし、珍珠は薬を飲まされて箱に閉じ込められ、阿奇娜と共に唐の国境を越えて西域に連れ去られようとしていた。

  • 2021年7月6日(火)第23話 伝わらぬ誠意

    皇太子妃は慕容林致に史思明との密会を目撃されたかもしれないという不安から、林致を李倓と共に参内させて様子を探る。間もなくして密会場所に落ちていた手巾が林致の物だと判明した。李俶が沈安を捕らえたのではないかと疑っていた沈珍珠は、書斎に忍び込んで手がかりを捜すが、うっかり隠し部屋に入ってしまう。そこへ戻ってきた李俶と風生衣に見つかってしまうのだが、王府内の秘密はすべて話すと珍珠に約束していた李俶は、珍珠をとがめなかった。

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