STORY

  • 2021年8月30日(月)第57話 操られた孺人

    徐々に記憶が戻りつつあった慕容林致は、ふとしたきっかけで張皇后に殺されそうになった経緯を思い出し、李佋が陛下の実子であるはずがないと沈珍珠に告げる。李佋の出生の秘密がばれたと知った霊児は、沈珍珠を殺すため崔彩屏に催眠術をかける。果たして崔彩屏は沈珍珠に襲いかかるが、李俶の一撃を受け亡くなってしまう。一方、付近の川から赤子と女の死体が上がる。その女は李适の乳母で、同じく催眠術をかけられていた。

  • 2021年8月27日(金)第56話 本当の父親

    沈珍珠は、素瓷の夫の文を李俶に見せる。李俶は生前の楊国忠の言葉を思い出し、沈家の事件を再び調査することに。下働きとして済世堂で過ごす李倓は、次第に慕容林致との仲を深めていくが、ふとした瞬間に過去を思い出し、後悔にさいなまれるのだった。その頃、ついに史思明が長安にやってくる。李佋が確かに自分の息子であることを確かめた史思明は、張氏と手を組むことを決意するが、そこへ張氏の動きを見張っていた李俶たちが乗り込み…。

  • 2021年8月26日(木)第55話 諦め切れぬ想い

    張氏からの文を見た史思明は、李佋が自分の息子かどうかを確かめるため、長安に上ることにする。同じ頃、慕容林致を諦め切れない李倓は、姿を偽り済世堂に行く。長孫鄂の反対を受けつつも、下働きとして置いてもらえることになった李倓は、喜々として労働にいそしむのだった。広平王府では、戻ってきた素瓷が男の子を出産する。だが出産を終えた素瓷は、夫の秘密を知り衝撃を受ける。それは、沈家の滅亡に関わる重大な秘密だった。

  • 2021年8月25日(水)第54話 皇后のもくろみ

    広平王 李俶と独孤靖瑶の機転の利いた戦略で謀反軍を打ち破り洛陽を落とした唐軍は、ついに二都を奪還することに成功した。数年ぶりに長安への帰京を果たした粛宗 李亨だったが、心労がたたり倒れてしまう。李亨の余命がもう長くないことを侍医から告げられた張皇后は、自分と李佋の新たな拠り所を手に入れようと、敵軍の将軍である史思明に唐への帰順を促すため、史思明が李佋の実の父親である事実を明かすことを決意するのだった。

  • 2021年8月24日(火)第53話 長安奪還

    沈珍珠に「麒麟令」を出されて懇願された独孤靖瑶は、李俶に協力することを承諾し、唐軍と共に長安の奪還に挑む。周到な作戦が功を奏し、唐軍は無事長安を奪い返す。だが凱旋入城した際、李俶を刺客からかばおうとした独孤靖瑶は矢に射られ、重傷を負ってしまう。診察した侍医は独孤靖瑶が子を身ごもれない体になったと李俶に告げるのだった。一方、洛陽で敗戦の報告を受けた安慶緒は憤怒し、唐軍を迎え討つため洛陽に15万の兵を集結させる。

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