STORY

  • 2021年9月21日(火)第72話 燕の皇后

    沈珍珠は安慶緒に捕らわれ、鄴に連行される。一方、李俶たちは、鄴で籠城を続ける安慶緒を攻めあぐねていた。兵糧攻めや水攻めなど、様々な案が出るが、民を思う李俶は、最終的に正面攻撃を選ぶ。同じ頃、魏州を攻略した史思明が、鄴に急行していた。彼の目的は燕の皇帝になることだ。李俶と史思明という2人の敵に追い詰められた安慶緒は、死を免れないと悟り、自暴自棄になる。そんな彼に対して、珍珠は唐への投降を勧めるのだった。

  • 2021年9月17日(金)第71話 つかの間の安らぎ

    李俶はついに皇太子に封じられる。一方、楚王府を離れた沈珍珠は、李白の元に身を寄せていた。李白と共に子供を教える日々に安らぎを見出す彼女だったが、再び戦火が迫っていると知り、故郷の呉興へ旅立つ。だが道中、賊軍討伐に来ていた唐軍に捕らわれ、道案内をするよう命じられる。軍中に独孤靖瑶がいると知った珍珠は逃げようとするが、時すでに遅しだった。ぶ然とする独孤靖瑶に対して、珍珠は他人の空似だと言い張る。

  • 2021年9月16日(木)第70話 望まぬ別れ

    書斎に閉じ込められた沈珍珠は、葛勒可汗 黙延啜への文を素瓷に託す。文を受け取った可汗は珍珠の元を密かに訪れるが、楚王 李俶たちと鉢合わせしてしまう。2人の仲を誤解した李俶は可汗に決闘を申し出る。騒ぎを聞きつけやって来た粛宗 李亨と皇后 張氏に、徳寧郡主 李婼は皆を守るため、可汗と密会していたのは自分だと嘘をつく。一方、李俶との離縁を願い出た珍珠は、李亨の許しを得て、1人王府を去ることになるのだった。

  • 2021年9月15日(水)第69話 苦渋の決断

    依然として昏睡状態にある李俶であったが、侍医の診断によると病の原因は恐らく非常に珍しい猛毒である雲南蠱毒だという。雲南という地名を聞いて独孤靖瑶のことが思い浮かんだ珍珠は、彼女の元へ行き事情を探る。すると独孤靖瑶は自分が李俶に毒を盛ったことをすんなりと白状し、珍珠に対して解毒薬が欲しければ自ら離縁を申し出て李俶の元を去るよう要求するのであった。珍珠は李俶の命を救うため王府を出ていく決心をするが…。

  • 2021年9月14日(火)第68話 誤解と凶行

    かつて何霊依の命令を遂行できなかった素瓷は、息子が殺されたと思い込み、自分も身を投げようとする。だが、そこへ現れた何霊依から逸の生存を知らされ、今度は独孤靖瑶の毒殺を命じられる。二度も息子を見殺しにできないと考えた素瓷は、独孤靖瑶の粥に毒を仕込むが、独孤靖瑶によってあえなく暴かれる。本来なら極刑に値する罪だったが、沈珍珠が陳情したため、李俶は素瓷の死罪を免じる。これに不満を持った独孤靖瑶は…。

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