STORY

  • 2021年6月21日(月)第12話 揺らがぬ信頼

    安禄山と契丹王の間で交わされていた密書を手に入れた楊国忠は、安禄山が密かに蓄えた財物を范陽へ運ぶのは、契丹王と結託し謀反を企てているからだと玄宗に訴える。だが安禄山は、密書は捕虜となった息子を契丹王から取り戻すためと説明、財物を運ぶのも税収が激減し、兵の俸給や馬の購入金を私財で賄っているからだと釈明する。それを知った玄宗は同情し、安禄山に一層の信頼を寄せる。一方、崔彩屏は沈珍珠を排除するため間者を利用し…。

  • 2021年6月18日(金)第11話 通じ合った想い

    安家と面識があったことを広平王 李俶に知られ、気まずい関係となってしまった沈珍珠。だが安禄山はそれを逆手に取り、李俶に近づこうと画策する。李俶と安禄山が接触したことに焦った楊国忠は皇太子 李亨に抗議を申し入れ、甥の鄭巽と徳寧郡主 李婼の婚儀の日取りを強引に取り決めてしまう。一方、自分の李俶への想いにようやく気がついた珍珠は、「太湖の君」を忘れ、李俶との結婚生活を受け入れることを決心するのだった。

  • 2021年6月17日(木)第10話 安禄山の目論み

    辺境より帰京した安禄山は、これまでの功績を認められ盛大な歓迎を受ける。そして玄宗の前で改めて忠誠を誓った。一方、楊国忠は安禄山の長子と皇族の縁談を玄宗に提案し、その婚儀を理由に安禄山を都に留め、勢力をそごうと企む。沈珍珠は、一族を皆殺しにした黒幕捜しのため尚宮局に忍び込もうとするが、安禄山に止められる。そして正妃になれば宮中のどこでも自由に出入りできるようになるため、正妃の座を狙うよう説得される。

  • 2021年6月16日(水)第9話 偽物の腕輪

    安禄山は契丹との戦で大きな軍功を上げた。楊国忠は安禄山の勢力が拡大することを恐れ、皇太子の李亨と手を組もうとする。李俶は安禄山が1年半にわたり怪しげな動きを見せていることを懸念していた。彼らは安禄山を都に呼び出して、謀反を画策していないか確かめることにする。正妃になりたい崔彩屏は、子を成すべく色仕掛けで李俶に迫る。その様子を部屋の外で聞いていた沈珍珠は、なぜか不愉快な気持ちになるのだった。

  • 2021年6月15日(火)第8話 正妃への贈り物

    慕容林致は皇太子妃に頼まれ皇太子の脈を診るのだが、皇太子が子を成せないほど体が弱っていることに気づく。だがその場では正直に言えず、お茶を濁してしまう。沈珍珠は沈家で拾った令牌の紋様により、刺客の正体が宮中の貴人に仕える間者だと分かり、尚宮局へ潜入するため入宮をもくろむ。一方、李俶は正妃に贈る品として韋氏からもらった腕輪を珍珠に贈り、王府の家務の権限を珍珠に移す。それを知った崔彩屏は激怒し…。

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