STORY

  • 2021年6月28日(月)第17話 笛の持ち主

    再び万事通の元を訪れた沈珍珠は、呉興太守であった父 沈易直から沈家に代々伝わるお守りとして渡された玉佩が、雲南の独狐家の「麒麟令」であることを知らされる。その帰り道、安禄山の密偵と接触した珍珠は、あの笛の持ち主が広平王 李俶であることを告げられ激しく動揺する。李俶は金城郡の太守の殺害事案を調べるため、珍珠を伴い金城郡を訪れることに。物取りの犯行かと思われたが、李俶と珍珠の検分により新たな事実が判明し…。

  • 2021年6月25日(金)第16話 運命の告白

    刺客から逃げ延びた先の小屋で、沈珍珠は命の恩人でもある長年の想い人が李俶であることを本人に告げる。李俶はその告白に感動し、2人は想いを通じ合わせた。翌日、楊国忠が放った刺客が再び珍珠と李俶を襲うが、玄宗が李俶を捜索するために派遣した内飛龍使が駆けつけ2人を助ける。だが内飛龍使は、その場にいた李俶の私兵に気づき、皇族が独自の兵を持つことは法に背く行為だとして李俶をとがめたのだが…。

  • 2021年6月24日(木)第15話 誕生日の贈り物

    療養から広平王府に戻った沈珍珠は、翌日が李俶の誕生日であると知り、徹夜で手縫いの靴を完成させる。心のこもった贈り物に李俶は気持ちが和むが、楊国忠を刺激せぬよう表向きは崔彩屏を厚遇する。端午節になると、李俶は避暑に行くという名目で、ある人物を訪ねる。一方、珍珠は避暑に同行せず亡くなった両親の供養をしに寺へ行く。その寺にやってきた安慶緒は再び珍珠に言い寄るが、珍珠は頑なに拒否するのだった。

  • 2021年6月23日(水)第14話 初恋の君の正体

    李俶のために土笛を吹いていた沈珍珠は、途中で倒れてしまう。診察に来た慕容林致は、珍珠が毒に侵されていることに気づいた。だが毒を盛った揺児は、すでに口封じのため殺されており、李俶にできることはない。珍珠は体内の毒を消すため、李白の館で療養する。李俶に抱かれて温泉に入っていた珍珠は、衝撃の事実に気づくのだった。都では李婼の許婚、鄭巽が殺される。この一件が朝廷に新たな火種をもたらすことに…。

  • 2021年6月22日(火)第13話 悲しい誤解

    沈珍珠が飲んでいる薬の残渣を素瓷が庭に埋めたところを見た揺児は、それを掘り返して崔彩屏に届ける。崔彩屏はその残渣を見て珍珠が李俶に危害を加えようとしていると疑い、李俶に報告する。李俶はまったく取り合わなかったが、珍珠と紅蕊の会話を偶然にも聞いてしまい、薬は珍珠が自分の意思で飲んでいると知って激昂する。珍珠は謝罪し釈明しようとするが、怒りと失望を感じた李俶は珍珠を寂しい離れに軟禁してしまうのであった。

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