2020年9月7日(月)第45話 嵐の後に
皇太后の宴でついに宇文護(うぶんご)に手を下した(うぶんよう)は皇帝としての実権を取り戻す。またその頃、曼陀(ばんた)は待望の息子・李淵(りえん)を産む。そして、憤怒のうちに息を引き取った李モ(りへい)に代わり幼い李淵が唐国公となる。その後、(うぶんよう)は息子の宇文贇(うぶんいん)を皇太子に立てると麗華(れいか)を皇太子妃にすると決める。さらに、北斉を討つため楊堅(ようけん)を元帥に任命すると…。
2020年9月4日(金)第44話 本当の父親
随国公を継いだ楊堅(ようけん)は亡き父・楊忠(ようちゅう)の遺言に従い、官職を返上して故郷に帰ることに。そんな楊堅の命を狙って宇文護(うぶんご)は刺客を差し向ける。ところが、刺された父を守ろうと飛び出してきた麗華(れいか)が自分と同じ青い目を持っていることに気づいた宇文護。全てを悟り立ち去った彼が戦意を喪失する一方、楊堅は重い傷で生死をさまよい…。
2020年9月3日(木)第43話 縁談と醜聞
宇文護(うぶんご)に全く相手にされず激怒した曼陀(ばんた)だったが、自分の妊娠に気づくと一転、アシナ皇后に取り入り伽羅(から)の悪口を吹きこむ。一方、宇文護に呼び出された楊堅(ようけん)は思いがけず彼の息子と麗華(れいか)との縁談を持ちかけられて困惑していた。そんな時、腹に一物ある曼陀がアシナ皇后に麗華を娘のように可愛がる(うぶんよう)の様子を覗き見させて…。
2020年9月2日(水)第42話 それぞれの大志
李モ(りへい)に軟禁されていた曼陀(ばんた)は屋敷を抜け出すと都へ向かい、大胆にも宇文護(うぶんご)に取引を申し出る。そして、北斉の刺客の仕業と見せかけ李澄(りちょう)を殺害する。その後、手柄を立てたものの宇文護の策略で大将軍の任を解かれた楊堅(ようけん)は、陸貞(りくてい)から北斉の兵力図を託される。また、(うぶんよう)はアシナ皇后の前で建前上、良き夫のふりを続けていたが…。
2020年9月1日(火)第41話 新しい皇后
曼陀(ばんた)は楊堅(ようけん)と伽羅(から)の窮地を救ったものの、楊堅を逆恨みして帰路につく。一方、楊堅はアシナ公主に直接会って北周に嫁ぐよう説得、商人になりすました伽羅も陰で協力した結果、晴れて(うぶんよう)がアシナ公主を皇后に迎えられることになる。すると、この吉事に乗じて李モ(りへい)が(うぶんよう)に拝謁、李澄(りちょう)を自分の後継ぎに戻したいと直訴して…。