2020年7月27日(月)第15話 暗殺の宴

宇文覚(うぶんかく)と趙貴(ちょうき)は出陣を祝うという口実の宴で宇文護(うぶんご)を暗殺する段取りを整えるが、それに気づいた独孤信(どっこしん)が駆けつける。趙貴は出世の邪魔をした独孤信を恨み、失脚させるために宇文覚の疑心を利用し、謀反の疑いをかけた伽羅(から)を捕らえて拷問する。妹を心配し、牢に向かった般若(はんじゃく)は瀕死の伽羅の姿を見て…。


2020年7月24日(金)第14話 嬉しい客人

北斉の女官・陸貞(りくてい)に磁器作りの窯場を案内された伽羅(から)は、彼女の言葉から生きる気力を取り戻す。そして、そこで出会った利発な少女、冬曲(とうきょく)を自分の侍女にしたのだった。その頃、朝廷では趙貴(ちょうき)が独孤信(どっこしん)に代わり宇文覚(うぶんかく)の信頼を得ていたが、般若(はんじゃく)は彼に宇文護(うぶんご)の暗殺をけしかけて…。


2020年7月23日(木)第13話 疲弊した心

(うぶんよう)がまた宇文覚(うぶんかく)に痛めつけられたと聞いて彼の元を訪れた伽羅(から)。彼女はそこで(うぶんよう)の愛を確かめるが、自分と一緒になっては彼が謀反を疑われると考え、同州へ帰る彼を見送ったのだった。そして、楊堅(ようけん)も蒲阪へ帰り、一人になった伽羅は父親の看病と独孤(どっこ)家の切り盛りに明け暮れる。だが、その心はすっかり弱り切っていて…。


2020年7月22日(水)第12話 危険な噂

曼陀(ばんた)の婚儀が無事執り行われ、独孤信(どっこしん)は一安心。しかし、伽羅(から)と李澄(りちょう)の婚約が解消されたのは独孤信が(うぶんよう)の擁立を企んでいるからだという噂が広まり、噂の出所を曼陀だと疑った独孤信は李モ(りへい)とともに里帰りした娘に問いただす。すると、曼陀は開き直って暴言を吐き、それを聞いた独孤信は怒りのあまり卒倒し…。


2020年7月21日(火)第11話 未練と執着

曼陀(ばんた)が李モ(りへい)に嫁ぐことになり、諦めきれない楊堅(ようけん)は駆け落ちを計画。泣いて断る曼陀に何十年でも待って必ず娶ると誓う。そして、彼は曼陀の乳母が死ぬ間際に遺した「黒幕は宇文護(うぶんご)」という言葉を信じ、宇文護の屋敷に押し入る。一方、無実が証明され、李澄(りちょう)との婚約が解消された伽羅(から)は、曼陀の婚儀には出ずに済慈院で過ごすことに…。



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