2020年8月24日(月)第35話 失った信頼

楊堅(ようけん)が曼陀(ばんた)の世話を焼く姿を見た伽羅(から)は心傷ついて家出する。それを知った般若は曼陀を厳しく叱責する。その頃、洛州に着いた伽羅は偶然、陸貞(りくてい)と出会っていた。そして、彼女の言葉で楊堅を信じる決心をした彼女は家に戻ることにする。一方、伽羅の行方を捜す楊堅はその道中で李澄(りちょう)に出くわし曼陀のこれまでの悪事を聞かされ…。


2020年8月21日(金)第34話 嫉妬と悲しみ

独孤(どっこ)家に里帰りした曼陀(ばんた)はかつて自分に愛を誓ってくれた楊堅(ようけん)と伽羅(から)の結婚を快く思っていなかった。そのため、かわいそうな女性を演じて楊堅の気を引くと、二人が仲違いするよう仕向ける。結果、伽羅は曼陀の肩ばかり持つ楊堅に呆れて喧嘩になってしまう。一方、曼陀を警戒する般若(はんじゃく)は宇文毓(うぶんいく)に頼んで家族の宴を開いてもらい…。


2020年8月20日(木)第33話 執念の仇討ち

曼陀(ばんた)は出産予定を遅らせ、めでたい元旦に子供を産もうと考えていた。だが、そのために雇った侍女はひそかに馮(ふう)氏の復讐を企んでおり、早産となった曼陀は産まれたばかりの娘を殺されてしまう。だが、彼女はこの事件を利用して李澄(りちょう)の叔父に罪を着せる。その結果、王(おう)氏の説得もあり李モ(りへい)は曼陀の子供を必ず後継ぎにすると上奏し…。


2020年8月19日(水)第32話 初めての口づけ

般若(はんじゃく)の秘密を知って荒れ狂う宇文毓(うぶんいく)をなだめるため、楊堅(ようけん)は自ら(うぶんよう)に頭を下げて取りなしを頼む。その結果、(うぶんよう)に諭された宇文毓は般若と話し合い、彼女を許すと決めたのだった。この出来事に感謝した伽羅(から)は楊堅(ようけん)と初めて口づけを交わし、彼に心を寄せていく。一方その頃、曼陀(ばんた)は帰郷した李澄(りちょう)に再び卑劣な罠を仕掛けて…。


2020年8月18日(火)第31話 衝撃の暴露

曼陀(ばんた)は自分が産む子を将来の隴西郡公にするため、唯一の嫡子である李澄(りちょう)を罠にはめて辺境に追い払う。一方、般若(はんじゃく)は宇文護(うぶんご)に挑発されて激怒する宇文毓(うぶんいく)をなだめるが、彼ともめた末に不正出血で倒れてしまう。それを知ってすぐに医者を差し向けた宇文護は、かつて般若が流産した子は自分との子だったと宇文毓に耳打ちして…。



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