2020年8月10日(月)第25話 命の償い

里帰りした伽羅(から)と親子水入らずの時間を過ごした独孤信(どっこしん)。彼は宇文護(うぶんご)に文を書くと翌朝、尉遅康(うっちこう)の反乱の責任を負ったのだった。母親からの文で初めて自分の結婚を知った楊堅(ようけん)。彼は慌てて蒲阪に戻ると楊忠(ようちゅう)に結婚はご破算にすると息巻くが、独孤信の訃報を知らされると大人しくなる。その頃、都では宇文護が独孤信を死に追いやったと悪い噂が立ち…。


2020年8月7日(金)第24話 最期の願い

吐血が続き余命を悟った独孤信(どっこしん)。彼は(うぶんよう)が宇文護(うぶんご)との取引材料に独孤信の長男・独孤羅(どっこら)の命を提案したことに不信感を抱き、伽羅(から)と楊堅(ようけん)の縁談を決める。そして、伽羅は葛藤しつつも父親の最期の願いを叶えることを決意する。こうして、彼女は甘州から戻らない楊堅に代わって花婿役となった仮面の男性と婚儀を行って…。


2020年8月6日(木)第23話 屈辱の敗北

独孤信(どっこしん)から宇文覚(うぶんかく)と同じ轍を踏んではならないと忠告されたにもかかわらず、宇文毓(うぶんいく)は尉遅康(うっちこう)が手配した宇文護(うぶんご)の暗殺計画を決行。だが、内通者がいたことで計画は失敗、宇文護の息子を殺した尉遅康は返り討ちに遭う。そして、宇文毓を守ろうと駆けつけた独孤信と伽羅(から)は宇文護の軍と対峙するが、そこに(うぶんよう)が独りで現れて…。


2020年8月5日(水)第22話 復讐の念

宇文護(うぶんご)のせいで子供を失ったと信じる宇文毓(うぶんいく)は、般若(はんじゃく)に反対されながらもひそかに復讐計画を進める。一方、宇文毓との子供を授かった般若は宇文護に会い、許しを請う彼に親子3人の命の保証を迫る。すると、宇文護はすんなり承諾するが、彼はすでに自分の命を狙う宇文毓の動きを読んでいた。そこで自ら独孤信(どっこしん)を訪ねていくと…。


2020年8月4日(火)第21話 青い目の子供

般若(はんじゃく)は生まれた娘が宇文護(うぶんご)と同じ青い目だったことがわかると取り乱す。そこで伽羅(から)が子供の養育を申し出て麗華(れいか)と名付けて可愛がる。そんな伽羅を支える(うぶんよう)はいつか必ず彼女と一緒になることを誓うのだった。一方、済慈院にいる伽羅を訪ねて郡主に封じた宇文毓(うぶんいく)は、帰りに寄った龍興寺で般若が“死産”した経緯を聞きつけ…。



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