STORY

  • 2021年5月20日(木)第35話 統率者として

    雪の中逃亡を決行した祁鎮たちだったが、オオカミの群れと闘い負傷者も出た。祁鎮は怪我をした兵士と残り、あとの兵士たちに先に行かせようとする。そうこうするうちにオイラトの追っ手がやってきて、祁鎮と允賢は捕まり引き戻されてしまう。エセンは怒りを露わにして祁鎮を八つ裂きにしようとする。トブハは允賢にエセンを説得するよう懇願。允賢は木の幹に頭を打ちつけて自分も死のうとする。

  • 2021年5月19日(水)第34話 明兵の団結

    エセンが允賢に真剣に求婚する。允賢が頑なに拒むとエセンは激しく怒りだし、允賢を砂金の採集場へ送って捕虜たちと一緒に労働させる。允賢たちには食べ物もろくに与えられず、厳しい寒さに耐える日々だったが、捕虜営では祁鎮を中心に明兵が団結を強めていた。12月になり、オイラトにも初雪が降り始める。祁鎮と允賢は、雪が舞うのを眺めながら、以前一緒に年を越したことを思い出すのだった。

  • 2021年5月18日(火)第33話 飽くなき探求

    祁鈺が美麟を皇后の座から廃そうとした時、孫皇太后が現れてそれを止める。無力さを痛感して気を落とす祁鈺。一方、祁鎮は捕虜となった兵士たちに混じって砂金取りの作業をし始める。允賢に宝飾品を与えて気を引こうとするエセンに対し、允賢は「モンゴルの医者に医術を学びたい」と申し出る。エセンの許可が下り、允賢はモンゴルの医術を学び始める。その頃、祁鎮は新たな作戦を立てていて…。

  • 2021年5月17日(月)第32話 天の裁き

    明軍の攻撃により劣勢に立たされたオイラト軍は、作戦を変えて西直門へ。オイラト軍が祁鎮を盾にしたため、明軍は攻めるに攻められなくなる。さらに十三の嘘の証言によって明軍の士気は乱れていく。祁鎮は窮地に追い込まれても、「自分の生死にかかわらず城門を守れ」と叫び、オイラト軍と明軍は真っ向からぶつかり合う。そしてエセンが祁鎮の首をはねようとした瞬間、驚くべき出来事が起こる。

  • 2021年5月14日(金)第31話 激しい思い

    エセンが允賢専用の幕舎を建てさせ、そこに允賢を住まわせる。允賢はエセンの訪問にそなえ、反撃用の薬草を用意する。迫ってきたエセンに激しく抵抗する允賢。危険な目に遭って泣き崩れる允賢を祁鎮は優しく慰める。エセンは祁鎮に皇帝の座はとうに失っていることを告げてしまう。代わりに祁鈺が即位したことを知ってしまった祁鎮は、衝撃のあまり血を吐いて倒れ、ついには危篤状態に陥る。

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