九大跡地に「サッカー場できるの？」完成予想図に２競技場　大学に問い合わせると…｜ニュース｜テレQ

九大跡地に「サッカー場できるの？」完成予想図に２競技場　大学に問い合わせると…

2024/04/19 (金) 16:30

木戸優雅アナウンサー
「九州大学箱崎キャンパス跡地のすぐそばにやってきました。上から見ると非常に敷地が広いですね。ペイペイドーム４個分に相当するそうです。あっ、既にトラックが動いて工事している様子がうかがえます。これからどんな街に生まれ変わっていくんでしょうか？」

街の人はどう感じているのでしょうか。

Ｑどんなものができたらありがたい？
街の人
「買うところが住んでいるところのすぐ近く。例えば住居の下や徒歩２～３分圏内にあるのは便利」
「今でもどこでもスーパーあるが一括してそろうところがない。そこで一括して何でもそろうと、あちこち行かなくていいから」
Ｑ近くにスーパーができてほしい？
「そうですね」

街では便利な買い物施設の進出を求める声が多かった一方、１８日の「テレＱ報道部」のＳＮＳで反応が多かったのが…完成予想図のこの部分についてです。

「サッカーコートが２面見えるぞ」
「サッカー専用スタジアム希望」
「この競技場で国際試合をしてほしい」

そう。サッカースタジアムの建設を望む声です。果たして２つ作られるのか？九州大学に問い合わせると…

九州大学　担当者
「これはイメージ写真でまだ決まっていない。これから事業者が１年半ほどかけて計画を作っていく」

サッカースタジアムの建設は実現するのでしょうか？

一方、地元の不動産会社はサッカースタジアムよりも街の活性化につながると考えるのが。

三好不動産　柴田昌樹さん
「商業施設、スーパーが少ないエリアなので買い物ができる場所ができたらよりよいのかなと思っている」

そして気になるのは不動産価格、すでに期待値は織り込み済みかと思いきや。

「（箱崎エリアは）５～６年前には坪単価７０万円から８０万円くらいだったエリ
アだが今現状では１００万円前後、さらに再開発の話題で今後も単価は上がっていくのではないかなと思います」

特に注目のエリアは？

「箱崎から貝塚間は伸びしろがあると思います」

その箱崎に住む人は既に大きな変化を感じています。箱崎商店連合会の斉藤康平会長です。３０年前の箱崎商店街のマップを見せてもらいました。

Ｑこれ色が付いているのは？
箱崎商店連合会　斉藤康平会長
「全部お店です」
Ｑ３０年前はこれだけ店があった？
「そうですね」
Ｑ今はどう？
「今は半分くらいに店が減った」

箱崎商店街ではなくなった店の多くがマンションに建て変わっているそうです。斉藤さんは不動産価値が上がり人口が増えていることは歓迎していますが変わりゆく商店街に一抹の不安を感じています。

「１階部分を商店街としては店にしてほしいという思いはある。歩いて楽しい街がいいなと思っているので店がつながっていくと歩いて楽しいかなと思う」