「石炭産業に代わる大産業を」 福岡・大任町がカジノ含むリゾート施設誘致へ 

2026/10/06 (火) 17:00

大型リゾート施設を呼び込む動きです。大任町は、カジノを含む統合型リゾート施設
「IR」誘致に向けた手続きを進めることを正式に発表しました。

大任町 永原譲二町長
「今後100年、この事業がうまくいけば、石炭産業に代わる大きな産業として生まれ変わり、田川地域が一気に変わってくるということを確信を持っている。IR事業を大任町のみならず田川市郡全員で実現に向けて頑張ってまいりたい」

10月6日午後、開かれた会見には、大任町を含む田川地区8市町村の首長らが同席しました。一丸となって打ち出したのが、大任町へのカジノを含む統合型リゾート施設「IR」の誘致です。かつて炭鉱の町として栄えた田川地区ですが、近年は人口減少の一途をたどっています。

大任町 永原譲二町長
「田川地区の振興・再生の起死回生の一手として、IRの企業誘致の構想を固めました」

にぎわい創出の起爆剤として大任町が打ち出したのが「IR」の誘致です。先週、町が開いた住民向けの説明会には、会場からあふれんばかりの地元住民が集まりました。参加者からは地域活性化への期待の声が多く聞かれました。周辺自治体のトップからも、この一大プロジェクトに期待の声が。

糸田町 森下博輝町長
「今までいろいろな企業誘致をしてきたが、なかなかうまくいかない状況です。いかに賢く進めるかということを考えていかない中で、構想が出ました。理念と思いについて応援していきたいです」

施設にはカジノのほか、ホテルや国際会議場などを備える予定です。大任町の試算では、仮に計画が実現した場合年間1300万人が訪れ、町の人口を上回る7000人の雇用を生む想定です。県全体への経済効果は、建設時で約1兆円。開業後は毎年6500億円に及ぶとしています。一方、ギャンブル依存症などへの懸念のほか、国への申請には県議会の議決も不可欠で、実現に向けたハードルは決して低くはありません。

大任町 永原譲二町長
Q.実現可能性は?
「51%です。田川のこの事業はお金を1銭も公費を投入しなくて税収が生まれてきます。よその福岡市などの議員が田川にIRができて、反対だという大きな理由は、メリットを考えたらそれはないのではないでしょうか」

国は最大3カ所でのIR開業を目指しており2030年には、全国初となる施設が大阪市に開業予定です。大任町は残る2枠を誘致を検討している北海道や愛知などの自治体と争うことになります。

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