福大病院に救命医療の新たな拠点「外傷蘇生センター」10月1日から運用

2026/09/29 (火) 16:30

救命救急医療を必要とする外傷患者に対応する専門の拠点外傷蘇生センターが、福岡市の福岡大学病院に10月1日に設立されます。

福岡大学病院外傷蘇生センター 仲村佳彦センター長
「蘇生を要する外傷患者を集約し、救命率を向上させる」

福岡市城南区の福大病院に1日に誕生するのは、救命医療の新たな拠点となる「外傷蘇生センター」です。日本では不慮の事故で毎年約4万人が亡くなっています。厚生労働省によりますと、そうした外傷が原因の死亡者のうち4割の患者は、適切な処置をしていれば助かったかもしれないとみられています。そこで福岡都市圏でも外傷患者に迅速に対応できる体制を整えようと、福岡大学病院では4億7500万円の補助金を使い15人の医師を増員したほか、電子メスなどの医療機器を導入しました。これまで同様の施設は関東や関西にはありましたが、九州では初めてです。

「今回は病院全体の取り組みとして蘇生的止血を実現させ、福岡地域でも防げた外傷死ゼロを目指して取り組んでいきたいと思います」

外傷蘇生センターは救急患者の受け入れ体制を強化するだけでなく、人材育成や研究の拠点としても活用されます。

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