物価高 お得な商品求める客 店側はPB&コスト削減の工夫

2026/11/06 (金) 17:00[2026/11/06 (金) 19:21 更新]

物価高の折、私たち消費者は、安くていい物を買いたいという思いを常々持っていますが、店側も、そうしたニーズに合わせた動きを加速させているようです。

値上げが止まりません。帝国データバンクによりますと、今月の飲食料品の値上げは、1477品目、単月の値上げ品目数として、3カ月ぶりに3千品目を下回ったものの物価高が収まる気配はありません。そんな中、小売りの現場では商品を売るためにどんな工夫をしているのでしょうか?福岡市東区のディスカウントストアMrMax土井店。

記者リポート
「こちら、500ミリリットルの炭酸水のペットボトル。価格は63円です」

MrMaxでは先月、新たなプライベートブランドGOODMax!」を発表しました。炭酸水の他にも食品保存用ラップが108円とかなり価格が抑えられています。物価高の中、客にとって、低価格のディスカウントストアの存在感はますます高まっています。

買い物客
「とても大切な存在生活には欠かせない。すごくありがたいです」「少しでも家計の負担を和らげるために安く買わせてもらっているので、非常に助かっている」

GOODMax!の商品は現在およそ100品目。今後も増やすことで消費者の支持をつなぎ止めたい考えです。

MrMaX土井店 南光祐さん
「低価格で買えるものがあれば、客も買い求めやすいと思う」「物価高がどんどん進んでいるので、プライベートブランドを販売することによってコストを削減して安く販売できる」

商品の陳列にも手間を省く工夫があります。カップ麺はカゴにそのまま入れて山盛りに、化粧品もカゴで大量に売られています。飲料は段ボール箱を開けたまま売り場に積み重なっています。

MrMaX土井店 南光祐さん
「山積みで商品を展開することによって客の目につきやすい。人数とかも限られてくるので、作業コストを削減するための取り組みを行っている」

また、商品棚の高さを低くして天井付近の視界を確保、売り場の位置を示す看板を見えやすくして、客の買い回りをしやすくしています。こうすることで客から店員に商品のある場所を聞かれることが減るため、より少ない人数で店舗運営ができるメリットもあるということです。

一方、西鉄三苫(みとま)駅前にあるスーパー・エムズ美和台店。広さは100坪ほどの地域密着型スーパーです。周辺は住宅が増え、客層の変化に合わせて品揃えも変えています。

エムズ美和台店 久松浩一店長
「最近、ファミリー層、家族連れも徐々に増えてきているので」「1個あたりの値段を下げた大袋のお菓子であるとか、食料品であるとか、お肉とかも大容量の物を少し多めにして販売をしている」

また、棚への商品の置き方はお年寄りも手に取りやすいようにしています。

エムズ美和台店 久松浩一店長
「目線が一番行く所には、ある程度お買い得品とかよく売れている商品を持っていくというのはあるが、基本的には下の方にお買い得品を、もっと量を出すような形も取っている」

物価高の昨今賢い消費者になるためのコツをフードコンサルタントの池田恵里さんに聞くと。

フードコンサルタント 池田恵里さん
「いまスーパーは高齢化で陳列台の下の方に(特売品)を置くようになってきた高齢者は背が低い陳列台の少し低めに(特売品)を置くことが見受けられる。(食料品などは)100グラムあたりいくらかを頭にいれて比べるなどして買い物すると間違いなく買えると思う」

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