子育て応援宣言 福岡県で9000社超え 「孫育」に「賞与分配」

2026/11/02 (月) 16:30

福岡県が進める子育ての応援を宣言している企業が9000社を超え、11月2日、記念大会が開かれました。

11月2日、福岡市で開かれた「子育て応援宣言企業9000社大会」。企業の経営者や人事労務担当者などが参加しました。子育て応援宣言企業とは、企業のトップなどが、従業員の仕事と子育ての両立を応援する具体策を宣言し、県が企業を登録する制度です。2003年から福岡県が全国に先駆けて取り組み、2025年に9000社を超えました。

大会では、登録企業の中から4社の子育てを応援する取り組みが紹介されました。このうち、九州電力などは2023年に、孫の出産の立ち会いや看病を理由に休暇を取得する「孫育」制度を取り入れました。年次有給休暇とは別に、孫1人につき年に5日、有給休暇を取得できます。

九州電力 永松隆行さん
「250回くらいの利用実績があります。子育ては本人だけでなく、おじいちゃん、おばあちゃんも含めてみんなで支えるものという雰囲気をつくりたいです」

また、住宅メーカーのグループ会社である大和リースは、育休を取得した職員の仕事を代わりに支えた従業員に対して、育休職員へ支払う予定の賞与の一部を分配する制度を取り入れました。

大和リース福岡支社 中村圭佑さん
『長ければ長いほど、休むとすごく申し訳なさが出てきます。代わりに仕事をした人に対してもそういった還元があるので進んで休める「後は任せた」というような感じになる』

育児と仕事の両立が依然として容易ではない中、不公平感や心理的負担に配慮した取り組みも注目されています。

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