大任町のカジノ含む「IR」誘致 福岡県・服部知事「極めて慎重に検討」 

2026/10/20 (火) 17:00

大任町の永原譲二町長は10月6日、カジノを含む統合型リゾート施設「IR」を誘致する方針を表明しました。

大任町 永原譲二町長
「今後100年、この事業がうまくいけば石炭産業に代わる大きな産業として生まれ変わり田川地域が一気に変わってくると確信を持っています」

IR誘致を国に申請できるのは、都道府県もしくは政令指定都市に限られます。そのため大任町の場合、福岡県が代行して申請する必要があり服部知事の承認が誘致に向けた第一関門というこになります。

20日の会見で、服部知事は。

福岡県 服部誠太郎知事
「IR事業が成功すれば、経済・雇用面において効果をもたらすと考えられます。一方でその副作用においても十分に注意する必要があります。プラス・マイナス両面から極めて慎重に検討する必要があります」

一方、永原町長も20日、県庁を訪れ事業の概要などを直接県の担当課に説明しました。

大任町 永原譲二町長
「過疎化を食い止め、自力で田川地区が発展してくような形をとりたいと要望した
ました。今現在は、ボールを県に投げました。あとは、県の意向で進むと思います」

大任町は計画が実現した場合建設時の 県全体への経済効果を約1兆円と見込んでいます。一方、懸念されるのがギャンブル依存症の問題です。19日、依存症に悩む当事者やその家族を支援する団体が会見を開き、「IR」誘致を慎重に検討するよう求める要望書を県と大任町に提出すると発表しました。

ギャンブル依存症問題を考える会 田中紀子代表
「IRの誘致を図るのは、私どもとしては絶対に反対。“IRカジノの客は外国人の富裕層が中心になるので有害な影響は生じない”との説明がありました。富裕層であろうが貧しい家庭であろうが、ギャンブル依存症はギャンブルをやる人であったら平等に発症します」

大任町の永原町長は2カ月後に迫る、県の12月議会で議決を得たい考えを示していますが。

福岡県 服部誠太郎知事
「全ての手続きを完了し、事業者も、公正に募集して選定していきます。なかなか今までの例から言うと難しいのではないでしょうか」

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