【混乱続く福岡県議会】9人の県議が金銭授受疑惑など調べる「百条委員会」設置求める議案提出

2026/10/13 (火) 17:00

13日朝、議長室へと入っていく金銭授受疑惑を証言した吉松県議など複数の議員たち。

福岡県議会 吉松源昭県議
「百条委員会設置の決議案を提出しに来ました」

金銭授受疑惑や高額な海外活動について調べる「百条委員会」設置を求める議案を、少数会派の議員を中心とする9人の連名で議長に提出しました。

「第三者委員会には強制力がありません。第三者委員会は法的知見をもって調べて、議会は議会側として強制力をもってしっかりと調べていきます。お互い(第三者委と百条委)が連携していくことで深まった調査ができます」

百条委員会は、第三者委員会よりも強い調査権を持ちます。正当な理由なく証拠提出や証言を拒否した場合には、罰則が設けられておりその強力な権限から地方議会に与えられた「伝家の宝刀」と言われています。本来は、知事や行政など「執行部側」を追及するための組織ですが今回設置されれば県議会内の調査という異例の事態となります。

議案の提出者には、金銭を受け取ったと名指しされている議員が所属する自民党県議団の議員も名を連ねました。

自民党県議団 井上正文議員
「私個人の判断です。会派に相談はしていません。私自身が議会としての責任を果たしていかなければならなりません。その意志と判断をより明確に示すために今回共同提案に名を連ねました」

これに対し、自民党県議団の渡辺会長は

自民党県議団 渡辺勝将会長
「自民党県議団は大きな所帯であるので、あまり自分だけの意見で動いてしまうと、それは会派の分断や分裂を生む可能性があります。井上県議には“何で相談してもらえなかったか”尋ねたいです」

議案では、提出者の議員を中心に15人の委員が調査に当たり第三者委員会から資料の提供などを求められた場合には「積極的に協力する」と明記しています。議案を受け取った大島議長は。

「第三者委員会ができあがっているのに疑問はあります。第三者委員会に大きいカネをかけて、今まで(第三者委)をつくれと言ってきたのに、できたらこのような格好になりました。(議案が)出た以上は粛々と処理します」

この議案は主要会派の代表者らによる「代表者会議」などの協議をへて、9月議会最終日となる10月16日の本会議で採決されるかどうかが決まる見通しです。

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