福岡・八女市の過疎地に“全国初”地域共創型のセブンーイレブン出店へ 

2025/10/29 (水) 16:30

福岡県八女市星野村に全国で初めて地域共創型のセブンーイレブンがオープンします。買い物弱者の支援につなげる狙いです。

八女市星野村に10月30日オープンするのは、大手コンビニエンスストア「セブンーイレブン」です。

木戸優雅アナウンサー
「中に入った入った感じ、普通のセブンイレブンと変わらないが天井が低くなっていて、商品棚の列も少ないです。店舗面積は普通のコンビニの半分だそうです」

商品数は1500アイテムと一般的なコンビニより1000種類少ないですが、主力商品のおにぎりやサンドイッチのほか、住民から要望が多かった文房具や日用雑貨を充実させています。この店舗は、八女市が民間の土地を買って造成し安価で貸し出す地域共創型のセブンーイレブンで、全国で初めての取り組みです。八女市星野村は人口約2000人。65歳以上の高齢者が約半数で高齢化が進んでいます。

八女市 簑原悠太朗市長
「公共交通の本数が減っている中で遠くに買い物に行くのが難しい。地域の中で買い物が完結できるのは大きな解決の一歩になると期待しています」

セブンーイレブンは以前から買い物弱者の支援のため過疎地に出店する計画を進めていて、今回八女市の要望を受け実現しました。

セブンーイレブン・ジャパン 取締役執行役員 飯沼一丈さん
「当然ある程度の黒字化が見えた。こういう形で店を増やせるのは社会的意義でもあります」

八女星野村店の営業時間は午前6時から午後10時まで、今後も住民のニーズに応じて商品を見直す予定です。

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