みやま市 給食のウズラで児童死亡 賠償金を求める裁判始まる

2025/10/17 (金) 16:30[2025/10/18 (土) 08:05 更新]

2024年、給食のウズラの卵をのどに詰まらせ、男子児童が死亡した事故で、遺族が福岡・みやま市に対して賠償金を求めた裁判が始まりました。

亡くなった児童の父親
「何で自分の息子が死ななければならなかったのか。納得できる説明も受けていない。ちゃんとした謝罪も受けていない。だから裁判に踏み切ることにした」

この事故は2024年2月、当時小学1年生だった男子児童が給食のウズラの卵をのどに詰まらせ死亡したものです。遺族は、ウズラの卵の危険性について教員の認識が不足していたことや、適切な救命措置がされなかったとして、みやま市に6000万円の損害賠償を求めています。

10月17日の裁判で原告の父親は息子との思い出を語ると共に「学校の責任を明らかにしてほしい」などと述べました。

亡くなった児童の父親
「なぜ(息子が)死ななければならなかったのか、そこを明らかにしてほしいです」

訴訟に対し、福岡・みやま市は「請求の棄却を求める。司法の判断を仰ぎたい」などとコメントしています。みやま市では事故を受け市内の小学校に教室から直接消防に通報できるシステムを導入するなど再発防止の取り組みを進めています。

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