【自民党】高市新総裁誕生に福岡の動きは?

2025/10/06 (月) 16:30

10月4日投開票された自民党の総裁選。決選投票の末、高市早苗氏に軍配が上がりました。自民党史上初の女性総裁の誕生です。

自民党 高市早苗新総裁
「全世代、総力結集で全員参加で頑張らなければいければ立て直せないです。全員に働いてもらいます。馬車馬のように働いてもらいます。ワークライフバランスを捨てて、働いて働いて働きます」

その後の、会見では「速やかに臨時国会を開き、物価高対策に力を注ぎたい」と話しました。今後は、10月中旬に召集する見込みの特別国会で首相指名選挙が行なわれます。自民・公明は少数与党ながら野党候補の一本化が難航していることもあり高市氏が15日にも新総理に選出される公算が大きい状況です。選出されれば史上初の女性総理大臣となります。この開票の様子を見守った自民党福岡県連。県内の党員票でも高市氏はトップとなる4割以上の票を集めており県連幹部も期待感を示しました。

自民党福岡県連 松本国寛会長
「強い日本を取り戻します。そして何よりも党員含め国民の信頼を取り戻します。再出発新しい門出にしてほしいです」

高市新総裁の選出に福岡の街の人は。

街の人
「女性総理はいいと思います。今までになかったことで起爆剤になりいろんなことが生まれそうです」
「国民の声に耳を傾け実行する実行力がある人だと思います」

一方、野党第1党である立憲民主党の野田佳彦代表は5日夜、福岡市で開かれた党の集会に出席。

立憲民主党 野田佳彦代表
「自民党初の女性総裁でガラスの天井を破った力を発揮し党内改革に力を尽くしてほしいです」

新総裁に期待感を示した一方、党役員や閣僚の人事を巡りあの重鎮の影響力を懸念しました。

「注目すべきことは最初の人事です。麻生派の鈴木俊一氏を要職、幹事長に就けるのではないかという話がもう出てきました」

指摘したのは今回の総裁選で高市氏の支持に回った麻生太郎氏の影。

「後ろの大物(麻生氏)を気にしながら物事を進められるか心配です。人事を見ることで高市氏がこれからどういう政治をしようとしているかが見えてきます」

そして、高市新総裁誕生で揺れているのが自民党と連立を組む公明党です。公明党・斉藤代表は高市氏の靖国神社参拝を巡る歴史認識や、自民党の政治とカネの問題などに懸念を抱いており「懸念点の解消がなければ、連立が組めない」と伝えたとされています。5日、福岡市で開かれた公明党福岡県本部の大会で党本部の竹谷とし子代表代行は。
   
公明党 竹谷とし子代表代行
「高市氏がこれまでの総裁選や過去に主張してきたこと、今の自民党の状況に懸念を持っているのは事実です」

また、高市氏が連立政権の拡大を図っていることに対しても警戒感を示しました。

「日本維新の会・国民民主党など考えられる選択肢はあるが、連立には理念と政策の一致が不可欠というのが公明党の考え方です」

少数与党として難しい船出を強いられる高市氏。今後の、政局の行方が注目されます。

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