早くもインフル流行 小児科は対応に大忙し

2025/10/06 (月) 16:30

厚生労働省は10月3日、全国的にインフルエンザの流行シーズンに入ったと発表しました。これは過去20年間で2番目に早い流行シーズン入りです。一方、福岡県ではすでに1カ月前から流行しており病院が診察・ワクチン接種など対応に追われています。

福岡市南区にあるやない小児科クリニック。1日中、検査や診察が続く院内。医師の梁井信司さんはインフルエンザの流行が例年より早いと実感しています。

「今年は普段より2カ月流行が早いですね。もう近い学校でも学年閉鎖になったり、幼稚園で学級閉鎖、20人以上欠席がでているなどもうかなりはやっているので今年はとても早いです」

福岡県によりますと、9月28日までの1週間に県内の医療機関で報告された感染者数は1医療機関当たり1.55人。流行入りの目安とされる「1人」を4週連続で上回っています。また県内の小中学校や高校では合わせて30校ほどで学級閉鎖や学年閉鎖が報告されています。

やない小児科では早い流行を受け、例年10月に始めるワクチン接種を9月中旬に前倒して開始しました。

「1日に20人以上打ちに来たので、この調子で早めに打つ人が多いと思います」

子どもたちは痛みに耐えてワクチン接種をしていました。

ワクチンの効果は約半年。福岡県などは今後の流行拡大を見据えて早めの接種を呼び掛けています。

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