6年ぶりに海外便が就航 韓国旅行会社が北九州市内を視察

2025/10/01 (水) 16:30[2025/10/01 (水) 19:22 更新]

韓国中部の都市・清州と北九州空港を結ぶ韓国LCCの便が就航しました。観光客の他にも韓国の旅行代理店関係者などが利用し、市内を視察しました。

就航したのは、エアロK航空で北九州便は週3往復運航します。188席がほぼ満席となった第1便。飛行機からは、韓国の旅行代理店の社員など約40人も降り立ちました。韓国の旅行会社に就航に合わせ北九州の街も売り込もうと市と航空会社が企画したのです。

韓国旅行代理店 チャン・ジョンビンさん
「(北九州市は)福岡市よりも少し静かなので落ち着いて旅行ができると思う」
Q.気になるものは?
「門司港レトロで焼きカレーが食べてみたい」

そして10月1日、一行は旧安川邸を見学しました。旧安川邸は明治期に造られた日本の近代建築の代表的な建物です。前日インタビューしたチャン・ジョンビンさんも熱心に視察。韓国では、2024年から日本の地方都市を巡る「小都市ブーム」が起きていて、古い建物に人気が集まっているといいます。

韓国旅行代理店 チャン・ジョンビンさん
Q.旧安川邸はどう?
「心が落ち着いて、ずっとここにいたいと思った。お茶もできると聞いて、ぜひ飲んでみたい」

「すしの都」として、アピールをする北九州市。この店では、すしを握る体験ができます。すしの握り方は店が独自につくった動画で確認。英語の他、ハングルや中国語の字幕もありチャンさんも楽しそうです。

「すし握りは初めての経験で楽しくておいしかった。すし握り体験はツアーに組み込みたい」

韓国から北九州市を訪れる観光客数は、10万人。168万人が訪れる福岡市からの回遊を目指します。

北九州市空港企画課 チョウドリ雅子さん
「6年ぶりに新規就航した清州からの客が北九州市に来てもらって、いろいろな体験をして北九州市の魅力を知ってほしい」

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