【おもちゃ】少子化なのに市場は拡大!? そのワケは?

2025/09/19 (金) 16:30

毎年恒例「おもちゃの大商談会」には国内のおもちゃメーカー68社が出展しました。おもちゃの進化が止まりません。

記者
「ペダルをこぐとテレビとつながっていて道を進むことができるんです。家の中で自転車の練習ができる!ハンドルもきることができるんですよ。画期的です」

開発の背景にはここ数年の猛暑で屋外遊びが難しい環境が続いていることもあるそうです。

セガ フェイブ 守屋佑さん
「外で遊ぶ子どもが減っている中、家で安全に自転車を使って運動できる商品になっています」

2024年度のおもちゃ市場は、1兆992億円と前の年に比べて8%ほどアップ。深刻な少子化のなか、なぜこれほど伸びているのでしょうか。

カワダ 松本智子さん
「特に今年は大人向けいわゆるキダルト商品が伸びているんです」

「キダルト」とはキッズの遊び心を持つアダルトのこと。キダルトに圧倒的人気を誇るのは2025年、40周年となるシルバニアファミリー。ドールハウスに家具、人形を含めて値段は3万円ほど、まさにキダルト商品です。キダルト商品と言えばリカちゃんも人気。化粧品ブランド「ケイト」とのコラボ商品が注目されています。さらに訪日外国人向けのキャラクター商品も需要を押し上げているそうです。

記者
「観光客に人気がでそうなのがこちら博多ラーメンのナノブロックです。お土産に良さそうです」

おもちゃ業界にとってクリスマスから正月の初売りまでの期間が書き入れ時。その売り上げは年間の4分の1を占めます。少子化の時代でも大人向け市場と訪日客ニーズを背景に、2025年の年末商戦も一段と熱くなりそうです。

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