健康長寿を祈願 朝倉・秋月にひな人形が600体 「重陽の節句」に合わせて

2025/09/09 (火) 16:30

「筑前の小京都」と呼ばれる朝倉市秋月。ここに9月9日、季節外れにも感じる「あの飾り」が登場しました。

梶屋綾気象予報士
「きょうは9月9日ですが、こちらの石段に並べられているのはひな人形です。すごい数ですね」

ひな人形の数は、なんと600体。秋月城跡にある、福岡県指定有形文化財「長屋門」前の石段に並べられました。一体なぜ、9月におひな様なのでしょうか?

あさくら観光協会 里川径一事務局長
「9月9日は重陽の節句。後のひなとか大人のひな祭りといわれます。人形の虫干しも兼ねて、特別に飾るようにしています」

朝倉市と観光協会は毎年春に、ひな祭りイベントを開催しています。ひな人形は、1年しまったままにすると痛んでしまう恐れがあるため虫干しをするとともに、「重陽の節句」に合わせて飾ることで、健康や長寿を祈願しているということです。

訪れた人
「いっぱいある」
「大変だっただろうけど、きれいに並べられて素晴らしいなと思って」
「どこに行くにも(犬を)連れて行くので、外にあるのは良いと思います。(写真は)インスタに載せます」

訪れた人は家族やペットと一緒に、季節外れのひな人形を写真に収めて楽しんでいました。こちら秋月といえば、県内有数の紅葉スポット。カエデが紅葉する頃には、特に多くの観光客で賑わいます。2025年の紅葉は、11月下旬ごろから見頃になりそうだということです。

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