9月2日は「くつの日」 意外と知らない靴選びのコツ

2025/09/02 (火) 16:30

やってきたのは福岡市の整形外科。こちらの病院では、一般の患者だけではなく地元のスポーツチームや強豪校のサポートにも力を入れています。整形外科が運営するスポーツ研究所に勤める片山徹さんは、これまで2万人以上の足を見てきた、まさに靴のプロフェッショナル。

SATAスポーツ医科学研究所 フィットネス事業部 片山徹部長
「自分に合っていると思い込み、合っていない靴を持っている人が多いし、選んでいる人が多いので健康的な自分にあった靴を選ぶことが重要」

片山さん流!靴選びのポイントとは?

「(Q.どういうところをポイントに靴を選んだらいいですか)靴の前のところ、足が曲がるところカチカチで全く曲がらないのはだめ。曲がる位置でポイント的に曲がる靴を選ぶのが第一のポイントです」

『フレックスポイント』と呼ばれる靴の部分がしっかり曲がることで、歩き出しの重心移動が楽になるのです。

「(曲がらないと)歩幅が全くない状態で、するように走る(歩く)ので転倒につながります」

また活発な運動をする場合も膝への負担が減るためけがをしにくいというメリットも。続いては。

「2つ目は、かかとの部分が硬い。(Q.かかとが硬い)かかとをしっかりとサポート
するようなホールドするようなかかとの硬さが重要です」

かかとは体重の約半分を支えているため土台となる靴のかかと部分がゆがみやすいと姿勢が維持できなくなり、足が疲れやすくなります。こうしたポイントで靴を選んでほしいといいますが、最も重要なのが。

「一番大事なのは靴のサイズが合っているかどうかです」

足のサイズが26センチという記者の足を見てもらうと。

「この状況ですと、23センチなんですね(記者:え〜!?)」

本人が思っていた長さより3センチも差があります。ただ立ち上がって測ってみると。

「1センチ伸びました。ほぼ24センチですね。ということは扁平足。足が1センチ分つぶれている状態です」

靴を選ぶ際には、実寸の足のサイズに対してプラス1センチを目安に選ぶのがポイントです。

「24センチの靴だと足の行き場がなくなるので、指先に余裕のある靴を履くのがベストです」

意外と知らない正確な足のサイズ。自宅にあるメジャーなどで一度測ってみるといいかもしれません。

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