羽毛布団をリサイクルして募金につながる 新しい寄付の形

2025/10/23 (木) 16:30

小田アナウンサー
「午前10時の福岡市天神です。現在の気温が22.4℃ということで、きのうに比べると暖かいんですがそれでも朝晩の冷え込みは強くなっています。この気温の変化、街ゆく皆さんはどう感じているんでしょうか。聞いていきたいと思います」

街の人
「冬用に向けて毛布を用意したいです」
「そろそろ寒くて羽毛布団で寝ています」

そんな冬支度のタイミングで新たな取り組みが始まっています。

不要になった羽毛製品を回収して地域の福祉につなげるUMOUプロジェクト。鹿児島県に本社をおく寝具専門店の「マイまくら」が羽毛のリサイクル企業と福岡県共同募金会と連携して進めています。家庭で使わなくなった羽毛布団などを店で回収し、リサイクル企業に売却。得られた代金の全額が共同募金に寄付され、高齢者の見守りや子ども食堂、障がい者の自立支援などに生かされています。

ただ近年、赤い羽根の募金額は全国的に減少。背景には人口減少に加え寄付の目的や使い道が多様化し、寄付金が分散していることなどがあります。

福岡県共同募金会 堀圭介さん
「企業や店との連携を通じてば日常の延長で支援ができる寄付の新しい形を広げていきたい」

羽毛布団などの回収は県内のマイまくら8店舗で受け付けています。

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