「普通の高校ではこんな体験できない」 2カ月間の実習を終え"未来の船乗り”が福岡に帰還

2025/11/11 (火) 16:30

記者
「今生徒たちに見守られ、次々にマグロがつり上げられていきます」

11日朝、福岡市中央卸売市場でマグロの水揚げをしたのは福津市の水産高校の生徒など54人が乗った実習船「海友丸」です。

生徒の代表
「海上生活での厳しさ・船内生活での協調性・自立心など多くのことを学びたいです」

降りしきる雨の中、2カ月にわたる長期実習のため、ハワイへ出港した生徒たち。実習では、魚を傷つけずに獲るマグロはえ縄漁や船の操縦などを学んだほかハワイの高校生とも交流しました。水揚げした8トンのマグロは市場で競りにかけられ今後、スーパーなどに並ぶということです。実習生たちは水揚げを終えると多くの保護者たちが待つ博多港に到着。家族や友人と久しぶりの再開を果たしました。

保護者
「元気に帰ってきてくれてうれしいです」
生徒
「普通の高校ではこんな体験はできないです。良かったです」
Q.将来の目標は何ですか
「航海士になりたいです」

生徒
「船酔いなどつらいこともたくさんあったが、友達といられる楽しさ(がありました)。行って良かったです」
保護者
「帰ってきたときの顔が違くて感激しました」
「立派になりました」
生徒
「立派になれたかな」

こちらのお父さん。出発前にテレQのインタビューに答えていました。

保護者
「息子の名前が拓真なので、たくましく成長して帰ってきてくれたら」

実習を終えたわが子を見て。

「たくましくなって帰ってきました」
生徒
「大変だったがみんなと協力して乗り越えられて良かったです」

夢に向かって大きな一歩を踏み出した生徒たち。その姿は達成感に満ちあふれていました。

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