福岡市で「監督が怒ってはいけない大会」ミスはチャレンジの裏返し

2026/05/12 (火) 16:30

福岡市でユニークなルールを採用したスポーツイベントが開かれました。それは「監督が怒ってはいけない」というルール。このちょっと驚きのルールを採用することで子どもたちに見られた変化とは?

福岡市総合体育館で開かれたミニバスケットボールの大会。福岡県内の10チームが参加しました。イベントの発案者はバレーボール元日本代表の益子直美さんです。

その名も「監督が怒ってはいけない大会」。全国で開催されるこの大会は12年目を迎え福岡では3回目の開催です。

益子直美さん
「絶対怒っちゃダメなのが、試合中のミス。これはチャレンジとみなしてください」

その背景には競技が「嫌い」になったという益子さんの選手時代の経験があります。

「私の現役時代、怒る指導が当たり前で理不尽な厳しさを乗り越えないと強くなれないというような価値観の時代だった。あっという間にバレーボールが嫌いになってしまって。今の子どもたちにはよりよい環境をつくってあげたいと思って、監督が怒らないことが一番だと思い、それで監督が怒ってはいけないというルールの大会を始めました」

試合が始まると益子さんが監督の様子に目を光らせます。

「ミスをしたときに監督が頭を抱えると次のメンタルがやられてしまうというのは大人でもそうなので、ミスをしたあとの態度は要チェックしていきたい」

益子さんの目に止まった監督に声をかけます。

「頭抱えるのを我慢して、お願いします」

監督
「次は少し楽しくやろうねという話をしました。それでどれだけ変わるのか自分でも見てみたい。自分がニコニコしていることで力を発揮できるので、あればそれは大事なことだと思います」

益子直美さん
「言葉が前向きになって1試合目のときはガクッとかね。ネガティブな言葉が出てたのが全くなくなりました」

監督
「ありがとうございます」

保護者にも変化が。

保護者
「僕もバスケットしてたんでゴリゴリ言われてしていた。時代が違うなと思った。初めて僕も怒ってはいけない大会に来たんでこんなにも気を付けることが苦しいんだって。ただ子どもたちは笑顔でプレーしているんでたまにはいいのかなと思いながら」

益子直美さん
「監督のポジティブな声掛けによってたくさんチャレンジをしているシーンを見ました。監督・コーチにお願いです。きょうだけでなくぜひこの先も心掛けてもらいたい」

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