福岡市がサウナ施設の点検開始 市内136カ所全てで 東京の事故受け

2025/12/23 (火) 16:30[2025/12/23 (火) 18:09 更新]

東京・港区の個室サウナで火災が発生し夫婦2人が死亡した事故を受け福岡市は、市内全てのサウナ施設の安全点検を開始しました。

福岡市の職員が点検に訪れたのは福岡市中央区のサウナ施設で、プライベートサウナも併設されています。サウナ施設を巡っては12月15日に東京・赤坂の個室サウナで火災が発生し、30代の夫婦2人が死亡しました。

警視庁によりますと非常ボタンの電源が切れていたことや扉の取っ手が外れていたことから死亡した2人がサウナの室内に閉じ込められた可能性が指摘されています。福岡市の点検は保健所と消防の合同で実施されサウナ内の非常用ブザーが正しく作動するか、またドアの開閉に問題がないかなどを確認しました。

福岡市 医薬務・衛生推進課 肥前昌一郎課長
「サウナの構造上の基準についての法律はないが、安全性が確認できないようなものについては営業者に伝えていきたいです」

福岡市では市内にある136のすべてのサウナ施設に関して1月末をめどに点検を終えるということです。

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