学級閉鎖で余った給食パン 福岡市で販売 インフルエンザ流行の裏で 

2025/12/11 (木) 16:30[2025/12/12 (金) 11:29 更新]

福岡県によりますと12月7日までの1週間に報告されたインフルエンザの感染者は、1医療機関あたり65.56人で前の週の1.34倍に増えました。一方、福岡市内の幼稚園や小中高校の学級閉鎖は83クラスでした。こうした中、学級閉鎖で余ってしまったものを無駄にしない取り組みが続けられています。

記者
「福岡市で販売されている大量のパン。すべて学校給食で余った物です」

パンの販売は、学校給食の食材の調達などをする福岡市学校給食公社が企画しています。学級閉鎖によって1日に400食分以上のパンが余るときに、公社のXで告知し販売します。学級閉鎖が増え、12月1日〜7日の週は、平日4日連続で開催しました。

福岡市学校給食公社 酒見幸男事務局長
「パンは当日が消費期限で廃棄せざるを得なかったが、どうにかしてフードロスの解消に努めたいということでこの取り組みを始めました」

この日はほうれんそうや干しぶどうが入ったパン、4個入りのセットを100円で販売。合わせて220セットを準備しましたが、販売開始から15分で完売しました。

購入した客
「今の物価高助かります。早めに食べれば全然問題ありませんし、個包装してもらえているのでお裾分けもできます」

企画した福岡市学校給食公社は、販売で得た収益を食材費に充てるとしています。

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