北九州空港開港20年 役割は多様化「発展の余地ある」

2026/03/16 (月) 16:30

北九州空港はきょうで開港20周年。北九州空港は2006年3月に開港した海上空港。九州で唯一、24時間発着が可能な空港でこれまでの利用者は2400万人を超えます。

ただ、この20年間が順風満帆だったとは言えません。国際線の新規就航もあれば、撤退もあり、コロナ禍では旅客数が大きく落ち込みました。旅客数は2024年度で約120万人と、コロナ前のピークだった2018年度の8割にも達していません。

街の人
「福岡空港に慣れています」
「利用しないです。そもそも存在を知らなかったです」

一方で近年、大きく伸びているのが航空貨物です。大韓航空やアメリカの物流大手UPSヤマトホールディングスなどが貨物便を運航し航空貨物の取扱量は拡大。2024年度はおよそ3万6000トンと、前の年度の3倍以上となり過去最高を更新しました。熊本に進出した、台湾の半導体大手TSMC関連の貨物の増加も追い風となっています。

北九州市 武内市長
「幅広い貨物をヨーロッパやアメリカに直接とばしていく空港になっていきたい」

来年8月には滑走路が現在の2500メートルから3000メートルに延伸される予定で、大型貨物機の発着や欧米への直行便の誘致も期待されています。公共交通に詳しい専門家は、北九州空港にまだ大きな可能性があると指摘します。

慶応義塾大学 商学部 中条潮名誉教授
「北九州空港は発着枠や用地といった点で考えて十分に発展の余地がある。24時間運用で夜中でも発着できるから、夜遅いお客さんも昼間のお客さんも使えますよという形でアピールしていくべき」

また北九州空港は、特定利用空港に指定されていて、有事に備え、去年、航空自衛隊がタッチアンドゴーと呼ばれる離着陸訓練を実施しました。開港から20年。北九州空港は地域にとって多様な役割を担いつつあります。

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