「責任感がある仕事」北九州市の職業体験イベント キッザニア監修エリアも

2025/12/11 (木) 16:30

北九州市小倉北区で12月11日から3日間開催される職業体験イベント「北九州ゆめみらいワーク2025」。北九州市が主催し市内に事業所を置く企業など約150社が集まり参加した中高生たちはさまざまな仕事を体験していました。

参加した生徒
「将来の職業などいろいろあり楽しかったです」
「知らない職業のことを知れて、興味深いです」

北九州市 武内和久市長
Q.イベントの狙いは何ですか?
「北九州市の企業の力・技術の力はものすごいと、子どもたちに知ってもらい、地元で就職して活躍する夢を描いてほしいです」

人口減少が課題となる中、こうしたイベントを通じて地元企業の魅力を知ってもらい、就職などでの人口流出を避ける狙いがあるのです。10回目の2025、新たに設置した「目玉のブース」があります。

記者
「こちらは職業体験のプロフェッショナル、キッザニアが監修したエリアです」

その名も「アウトオブキッザニア」19の企業が出展しています。どんな特徴があるのでしょうか?

キッザニアを運営するKCJGROUP 宮本美佐副社長
「(キッザニアには)仕事が社会にどのように役立っているのかを聞いて、それを体験に反映させるスキルがあります。仕事のエッセンス(本質)を体験に落としています」

例えば、門司区に本社を置く産業廃棄物を取り扱う企業のブース。

参加した生徒
Q.このような仕事を知っていましたか
「知らなかったです」
「知ってはいたが、詳しい過程があることは知らなかったです」

産業廃棄物の処理という生徒たちからは「縁遠い仕事」。キッザニア監修のもと開いた今回の体験会ではまず 仕事が社会にどう役立っているかを説明。その後、小型の重機などを使って体験してもらいました。生徒たちは「社会になくてはならない仕事である」と理解を深めたようです。

「責任感がある仕事だと分かりました。こういう仕事をやってくれています。感謝しなければいけないです」
「処分場は知っていたが、その中で分別などがされていることは知らなかったので知れて良かったです」

人材獲得競争が激化する中、学生にじかに触れ合える場は企業にとっても絶好の機会です

ツネミ 廣石武彦社長
「我々の業界は認知されていないので、こうした機会を通じて世の中に役立っている仕事があると知ってもらえるとうれしいです」

このイベントは12日までは団体限定で開催。最終日の13日(土)は一般向けに開かれます。

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