めんたいこの人気屋台が路面店をオープン

2026/01/14 (水) 16:30

「メゾンメンタイ」という1月13日、福岡市にオープンした創作料理の店。代表を務めるのは長浜で屋台を営む30代の男性。屋台から路面店へ。その挑戦を取材しました。

「いらっしゃいませ」

福岡市中央区の裏天神エリアにオープンした創作料理店「メゾンメンタイ」。店内は多くの客でにぎわっていました。


「うまい」
「食べた瞬間、食材がマリアージュ(調和)されてとてもおいしかった」
「おしゃれでいい。めんたいこが好きなのでとてもおいしい」

名物は「めんたいこ」。「ユズ」をアクセントにした漬け込み汁に1週間ほど寝かせて味を染み込ませています。このめんたいこを使った多彩な料理が魅力。店の代表を務めるのは米満達治さん(30)です。

メゾンメンタイ 米満達治代表
「料理・皿・ドリンク全てにこだわった。想像通りの店にできたので、いかに客を喜ばせられるか」

そう意気込む米満さん、実は。

「いらっしゃいませ〜」

長浜で人気の屋台「明太中毒」の店主でもあります。長浜エリアの屋台はかつて存続の危機に陥っていましたが、2023年に福岡市が新たな屋台の経営者を公募したことで7軒が開業しにぎわいを取り戻しました。米満さんも公募のタイミングで屋台を開いた1人です。

米満さん
「普通の飲食店を開こうと思ったら、初期費用・家賃が結構かかってくると思う。屋台はその面、スタートアップとしてはすごくやりやすいです」

実家が飲食店ということもあり自分の店を構えることが夢だった米満さん。路面店に比べ初期費用や電気・ガス代などコストを抑えられる屋台はいわば準備の場でした。「屋台で資金を蓄えいつか路面店を」、その思いがかなったのです。

米満さん
「ここです!ここが明太中毒から来年オープンする新しい店です」

オープンの3週間前。店内では着々と準備が進められていました。夢の路面店開業には多くの人の助けがありました。

「料理長。後輩です」
「末永です。お願いします」

米満さん、この店の回しと、屋台が掛け持ちになることもあり市内の飲食店で腕を磨いた後輩の末永さんを料理長にスカウトしました。

メゾンメンタイ 末永友貴さん
「ハードルが上がりますね。一緒に盛り上げていこうと話をもらい面白いことでなかなか人生でできる経験ではないのでこれから頑張っていこうと決意しました」

さらに、内装は妻の有紀さんの力を借りました。

妻の有紀さん
「壁の色や、カウンターの形なども考えた」
米満さん
「女性目線でセンスはいいと思うので任せた」

多くの人の支えもあり迎えたきのうのオープン。「屋台」の常連客も多く訪れていました。

屋台の常連客
Q.屋台にはどのくらい通っている
「2年」
「1年半くらい」
「待ちに待ったオープン記念日なのですごく楽しみにしていた」
「明太中毒とは違った高級感の良さ。非常においしい」

客の人気を集めていたのが生の「めんたいこ」や刺し身でした。

客(屋台のスタッフ)
「刺し身は屋台では食べられない分ここではおいしく感じられる」

実は、屋台では衛生上、生ものの提供が禁じられていて、めんたいこなどには必ず火を通していました。そのため、屋台の常連客でも「めんたいこ」を生で味わうのは初めてだったのです。

屋台の常連客
「屋台では食べられなかった生の食感とはじけ具合。最高です。うまい」

訪れた客は屋台とはひと味違った料理や雰囲気に満足げでした。大盛況の内に初日の営業を終えた「メゾンメンタイ」。

メゾンメンタイ 末永さん
「自分の思うクオリティーの料理を出すのが難しかった。バタバタでした。客が来て満足してもらえる店にしていきたい」

メゾンメンタイ 米満さん
「(Q.1日どうだった)幸せ。常連客が食べに来てくれた。おいしかった、最高と言われてうれしかったです」

米満さん、まず店を知ってもらうことが、成功の足掛かりと語ります。

「屋台は観光客が来る。店舗は知ってもらわなければおいしくても客が来ないのでまずは知ってもらう」

今後はSNSでの情報発信に力を入れたい考えです。屋台から路面店へのステップアップ。若き経営者の挑戦は始まったばかりです。

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