夫婦の幸せ願う“独特な”伝統行事「嫁ごの尻たたき」とは? 福岡・春日市

2026/01/15 (木) 16:30

記者
「春日市にある小倉住吉神社にやって来ました。14日ここで一風変わった、伝統行事が開かれるということで取材します」

春日市の小倉地区に伝わるというユニークな風習。

小倉地区自治会 與国洋会長
Q.きょうはどんな行事がありますか
「小倉の伝統行事“嫁ごの尻たたき”」

「嫁ごの尻たたき」今の時代、“不適切にもほどがある”と指摘を受けそうなネーミングです。

Q.聞いたことがない“パワーワード”ですがどんな行事何ですか
「名前は奇異と思われるかもしれないが、結婚した夫婦を村人全体が祝う行事です」

「嫁ごの尻たたき」では地元の子どもたちが、わらを束ね手作りした棒で新婚の花嫁さんのお尻をたたき子孫繁栄などを願います。古くは江戸時代から続いていたとも言われますがその起源は分かっていません。

参加したのは2025年5月に結婚したばかりの田上さん夫婦と、2024年10月に結婚した大島さん夫婦。まずは、おはらいを受けます。その後は、無病息災を願う大迫力の火祭り「左義長」が執り行われました。

時間とともに続々と地元の人が集まる中いよいよそのときが。新婚夫婦の幸せを願う「嫁ごの尻たたき」スタートです。

記者
「子どもたち非常に優しくお尻をたたいている印象です」

「尻たたき」とは言いながらも「たたくのは乱暴」として、いつからか優しくなでるようになったということ。伝統行事も時代に合わせアップデートされているんですね。

参加した子ども
「お嫁さんのお尻をたたくのが楽しかったです」
「来てくれる人も増えていて、うれしいです」
「(自分が)結婚したら、やってみたいです」

参加した夫婦は。

大島竜平さん
「“尻たたき”という文字だけを見ると大丈夫かなと思ったが、参加すると地域の人もたくさん来ていてすてきな祭りだと思いました」
大島あすかさん
「地元がここ春日市小倉で、小さいときにたたく側で参加していたので、自分もお嫁さんに行ったら、たたかれる側で出てみたいと思っていました。今おなかに子どもがいるので無事に生まれてきてほしいという思いを込めて参加しました」

田上真子さん
「参加している子どももみんな笑顔でたたかれる側も笑顔です。すてきな行事です」
田上雅斗さん
「歴史のある住吉神社での行事だったので、住吉神社に負けないくらいの歴史を紡いでいけたら」

年によっては、参加する夫婦がいないため中止せざるを得ないこともあるこの行事。人口減少社会の中伝統継承のため試行錯誤しているようです。

小倉地区自治会 與国洋会長
「比較的早く去年10月から広報。家を回って参加をお願いしています。親から子、子から孫へと続けばいいです。これを絶やさないよう努力したいです」

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