福岡県が盛り土に関する連携協定 一方、国は全国的な調査実施

2026/05/13 (水) 16:30

「不法な盛り土(もりど)、許さない」そう強い決意を込めた「盛り土」に関する協定の締結式。

福岡県 服部誠太郎知事
「不適切な盛り土にいかに早く気付き、そして素早く対応するか、このことが重要です」

「盛り土」とは、住宅や道路をつくる際、斜面に土を盛って地盤を上げ、土地を利用しやすくするものです。この「盛り土」が問題となったのが5年前。静岡県熱海市で発生した大規模な土石流です。関連死を含め28人が亡くなりました。原因となったのが違法な「盛り土」。土木工事などの掘削作業で発生した土砂が、無許可で違法な高さに積み上げられていたのです。今回の協定では、県・福岡市などの自治体や佐川急便など宅配事業者、クラフティアなどのインフラ関連事業者が連携し、「違法な盛り土」を見つけます。

福岡県開発・盛土指導課 平林覚課長
「違法な・危険な盛り土について、目視で見つけたものを報告していただく形になります」

一方、県内では福岡と佐賀、長崎を結ぶ国道202号に盛り土が使われています。

九州地方整備局 福岡国道事務所 古賀健作さん
「今、立っているここも盛り土です」

この道路は1980年代に元々、沢があった土地を埋め立てて、整備されました。

「元々、沢がある地形で水が集まりやすいです。仮に大規模な地震が起きると崩れやすいです」

2024年の能登半島地震では、道路下の盛り土が崩れる事態が発生しました。国は能登での被害を受け、崩壊の恐れがある盛り土の調査を実施。県内ではこの場所を含め3カ所が確認されています。

「排水対策を強化して、安全・安心な道路ネットワークの構築に努めたいです」

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