山口・下関市の水族館「海響館」がリニューアル 見どころ盛りだくさん

2025/07/31 (木) 16:30

記者
「対岸に見えるのは北九州市。そしてこちらは下関市の水族館「海響館」です。この施設が8月1日リニューアルオープンします」

海響館はJR小倉駅から車で30分ほど。関門橋を渡ってすぐの場所にあり、福岡県民、とりわけ北九州市民にとって身近な水族館です。2001年オープンのこの施設はサバの群れなど約500匹が入る関門海峡の潮の流れを再現した大水槽のほか100羽以上が暮らす国内最大級のペンギン展示施設「ペンギン村」などが人気を集めてきました。開館から24年。老朽化などを理由に2024年12月から改修工事を進めていたのです。

海響館 立川利幸館長
「客が過ごしやすい・楽しめる空間づくりに力を尽くしてきたので長く愛される水族館を目指したいです」

総事業費は約32億円。8カ月にわたる工事中にはオープンを待つファンのためSNSで魚や動物たちの様子を発信しました。飼育員だから可能な間近で撮った映像や普段見られないトレーニングの様子まで。再生回数によって赤丸中には264万回も再生された動画も。寄ってきたマンボウと手前にいたアオリイカが激突。マンボウ顔寄りとっさに目を閉じるマンボウが愛らしいですね。夏休み期間中ということもあって注目度が高い今回のリニューアル。注目のスポットや見どころを紹介します。まずは一番の目玉。アシカの日常を見られる「ひれあしビーチ」です。新設されたエリアに住むのはカリフォルニアアシカ。主に砂浜で生活する習性を忠実に再現することで本来の姿に近いかたちで展示されます。

「アシカの展示施設で国内で砂浜を作っているところは少ないです。今はまだアシカたちは(慣れておらず)近寄らないが将来的にはこの砂でゴロゴロしているアシカたちの姿を見てほしいです」

さらに、約100種類!世界有数の展示数を誇るふぐのエリアには歯や皮の標本に実際に触れられる体験型のコーナーを設置。そしてリニューアル前からの人気者「スナメリ」や「アザラシ」たちは顕在でこれかも訪れる人に癒やしを与えてくれそうです。海響館の入場料は大人が2500円、小中学生の子どもは1200円。夏休みシーズン。水の世界を味わうひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

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