「農業」に関する最新技術が集結 福岡市でイベント開催

2025/07/25 (金) 16:30

福岡市のマリンメッセ福岡で25日開幕したその名も「あぐりフェスタ」。農機具メーカーなど約50社が最新鋭の機器を展示しています。

主催するJA全農ふくれん 橋本吾市さん
「(農家の)後継者不足、高齢化で農業をする人が減っていることが課題です。コストや手間を削減できるようなスマート農機が今後重要になります」

高齢化や人手不足が喫緊の課題となっている日本の農業。農林水産省によりますと農業で生計を立てる人は2024年111万人。10年前と比べ50万人以上減っています。最新技術による農作業の効率化が近年脚光を浴びているのです。

記者
「トラクターなどに後付けできるハンドル。自動運転を可能にします」

こちらはGPSをもとに自動でハンドルを操作する機械です。

ISEKI Japan 有田勇介さん
「トラクターを新しく買うと300〜400万円します。既存のものに100万円で付けられるのでその分コストダウンになります」

このほか、一般の人も楽しめる仕掛けが。

記者
「会場の外には福岡県産の食材を楽しめるグルメブースがあります」

ここでは福岡県産の夏野菜や香ばしくあぶった地鶏をふんだんに使ったカレーなどを味わうことができます。このほか会場内には物販スペースも設置されており1000円相当の野菜が半額の500円で売られていました。「農業と食」の未来を考えるこのイベントは26日まで開かれます。

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