久留米の建物倒壊 技能実習生など2人死亡 労災事故として調査

2025/07/16 (水) 16:30

久留米市で解体工事中の建物が倒壊し作業員2人が死亡した事故で、久留米労働基準監督署が現場検証を実施。死亡した作業員のうち、1人は海外からの技能実習生だったことが分かりました。

久留米労基署の職員4人は16日、現場検証を実施。工事現場の関係者などに聞き取りを行い、建物が倒壊した原因と作業者の安全管理に法律違反がなかったかなどを調査しました。

この事故は久留米市六ツ門町の解体工事現場で15日、建物が倒壊し作業員3人と通行人1人の合わせて4人が下敷きになり作業員2人が死亡。そのうち1人はインドネシア国籍の技能実習生だったことが分かりました。事故があったのは鉄骨2階建ての空き店舗で現在も倒壊の恐れがあるため警察は外から安全確認を行い現場検証は後日実施する予定だということです。(16日午後4時時点)

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