非常時対応をメディア初公開! 新幹線の安全を支える競技会 

2025/07/04 (金) 16:30

記者
「こちら一般の人はあまり目にすることがない『保守用車』という車両なのですが、これを使ったある大会が今から開かれます」

佐賀県鳥栖市にある新鳥栖駅の構内に集まったのは、JR九州グループの社員約50人です。4日は新幹線が安全に走れるようにするため、線路や架線の点検などに使用する保守用の車両を使って、非常時の対応能力を競いました。競技では、故障して走れなくなった保守用車両を助ける状況を想定。枕木を下に入れてジャッキで車体を持ち上げたあと、搬送用の台車に乗せ、別の保守用車両で牽引しました。故障車を動かすまでのスピードや、作業の正確さなどが審査されます。

参加者
「手を挟むことが多いので、枕木を運ぶ際など『足元注意』とみんなで声を掛け合いながら行いました。(故障が)ないことが一番良いですけど、あった時は今回みたいにスムーズに対応していきたい」

この競技会は、若手社員の技能向上のため毎年この時期に開催されていますが、メディアに公開されたのは今回が初めてです。JR九州は、普段は見られない新幹線を安全に運行するための舞台裏を知ってもらう機会にしたいとしています。

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