九州電力の西山社長 「原子力は大事と思ってもらえる環境作りが最優先」

2025/07/01 (火) 16:30

7年ぶりにトップが交代した九州電力の西山勝社長です。生活者にとって最も気になる電気料金の見通しを聞くと。

九州電力 西山勝社長
「九州のメニューは一番安い水準にあるのは間違いないです。再エネや原子力がベースになっているものなので、仮に燃料価格の変動で料金水準が動いたとしても全国的に見れば九州が一番安い水準にあることは変わらないだろうと思います」

とはいえ、中長期では燃料の価格や人件費、金利などコスト上昇の懸念はあります。料金を抑えるため、効率化は欠かせないとしています。

また、原子力発電所では新設や増設の議論も生じています。九州電力としても前向きな姿勢を示しています。ただ長期にわたる巨額の費用の調達や東日本大震災での事故を踏まえた信頼に対して気を配っています。

「原子力を運営している事業者が事故を起こさずに安定して運転しているという姿を示して、それを見てもらい、エネルギーセキュリティーや環境問題を考えて、原子力は大事だと思ってもらえる環境を作ることが最優先。具体的に原子力をどうするかは次の話になってきます」

この記事をシェア

最新のニュース

  • テレQ|テレQ ニュースPLUS
  • テレQ投稿BOX
  • アナウンサーズ公式Xはこちら
  • テレビ東京|[WBS]ワールドビジネスサテライト
  • テレビ東京|Newsモーニングサテライト
  • テレビ東京|昼サテ
  • テレビ東京|ゆうがたサテライト