九州北部梅雨明け 熱中症対策の屋内体育大会

2025/06/27 (金) 16:30

福岡管区気象台は6月27日午前、九州北部の梅雨明けを発表しました。2024年より20日平年より22日早い梅雨明けです。6月に梅雨明けするのは統計を取り始めた1951年以降初めてのことになります。

そうなると浮かぶのが、「梅雨に雨は降ったのか?」という疑問。気象台によりますと、梅雨入りした6月8日からきのうまでの県内の降水量は、ほとんどの観測地点で平年を上回っています。しかし、きのう発表された向こう一カ月の予報では降水量が少ないと予想され、水不足への注意が必要です。

記者
「太陽が照りつけていて、きょうも暑いです。今の気温は35℃を示しています。熱中症に注意が必要ななか、ある高校の体育大会が運動場ではなく、体育館で行われています」

福岡市東区にある市の総合体育館で行われた福岡中央高校の体育大会。屋内での実施は2025年で5年目です。以前は屋外で開催していましたが、台風などの災害や「熱中症」への対策として屋内開催に踏み切りました。

生徒
「(Q.屋内の体育大会はどうですか)中学校では外だったので熱中症になりやすかったが、体育館では熱中症予防になって快適です」

準備する期間は梅雨なので、雨の中、思うように練習できないなど苦労が多かったそうですが、熱中症のリスクが低い屋内での開催には保護者からも賛同の声が。

保護者
「天候に左右されなくて見やすいのが良いです」

今後の参考にしようと他校の先生も視察に来ていました。

他校の先生
「(Q.導入に向けた課題はなんですか)移動・会場準備・音響などどういう形でやるのかが課題です」

今はまだ珍しい屋内体育祭。今後トレンドになっていくかもしれません。

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