福岡の小学生が海に落ちた時の対処法を学ぶ 身近なものが浮具に

2025/07/15 (火) 16:30

夏休みを前に、水難事故から子どもたちを守ろうと、福岡市の小学校で服を着たままプールに入る特別授業が開かれました。

この授業は水難事故が増える傾向にある夏休みを前に、子どもたちに海や川に落ちた場合の対処法を知ってもらおうと、福岡海上保安部などが開きました。授業のあった福岡市東区では6月、友人と海岸沿いで泳いでいた小学6年生が溺れて死亡する事故が発生しています。15日は照葉北小学校の6年生が、服を着たままの状態やライフジャケットを着てプールに入り、体の浮かび方の違いなどを学びました。またランドセルやクーラーボックスなど身近なものが浮具になることや、ペットボトルを浮具として使う場合は容量の3分の1ほど水を入れると、救助の時に遠くに投げやすいことが伝えられました。

参加した児童
「服を着ていたら重いし、パニックになったら浮くのが大変だと思った。ランドセルって浮くんだとびっくりしたので、もし(事故が)おきてしまったら使いたい」
「(ライフジャケットを着ると)浮けて安心しました。海に行くときに役立つと思いました」

この授業は、福岡市内12の小学校で実施されます。

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