小学生も災害への対応力を 福岡の事例を紹介する防災授業

2025/07/07 (月) 16:30

大雨災害や海の事故が増えるこの時期に、子どもたちの防災意識を高めようと、福岡市の小学校で警察による特別授業が行われました。

この授業は小学生に災害がおきたときの対応力を身につけてもらおうと、福岡県警西警察署が初めて開いたものです。授業では小学校の近くでも土砂災害が発生したことや、強風で木が倒れ、電線が切れる事故があったことが紹介されました。子どもたちは、自分たちがこの場所にいたらどういう行動をとるべきかを話し合います。また6月に福岡市東区の海で小学生が死亡した事故を受け、海や川の危険性についても注意が呼びかけられました。

参加した児童
「(落下の危険がある)大きな看板の位置を知っておくことが、大切だと思いました」
「うちはあまり(災害に)備えていないので、お母さんたちと話し合ってしっかり備えようと思いました」

西警察署生活安全課 西川創二郎課長
「早い時期から防災という言葉に慣れ親しんでもらって、子供たちに自分の身は自分で守るという意識を育んでもらいたい」

西警察署はこうした活動を通して、災害を見据えた学校との連携も強めたいとしています。

この記事をシェア

最新のニュース

  • テレQ|テレQ ニュースPLUS
  • テレQ投稿BOX
  • アナウンサーズ公式Xはこちら
  • テレビ東京|[WBS]ワールドビジネスサテライト
  • テレビ東京|Newsモーニングサテライト
  • テレビ東京|昼サテ
  • テレビ東京|ゆうがたサテライト