大学生が小学校で水泳を指導 10年間続ける地域活動

2025/07/07 (月) 16:30

暑い夏本番が到来し、各地で海開きやプール開きが相次ぐなか 子どもたちに水泳の技術を学んでもらおうと福岡市内の小学校で少し変わった授業が実施されました。

福岡市内の小学校で開かれたプールの授業。担任の先生と協力して40人の生徒たちを指導しているのは2人の大学生。彼らは現役の水泳部員です。福岡大学の水泳部は
2010年から地元小学校のプールの授業にボランティアとして参加しています。

福岡大学の水泳部員
「ビート板を持つので一緒に行きましょう」

近年、猛暑などでプールの授業が中止となるケースが増加。子どもたちは限られた授業時間の中で泳ぐスキルを身につける必要があります。

福岡大学の水泳部員
「水の中でいかに冷静に対処するかを教えて、水の事故を減らすという役割だと思っています」

6月、福岡市東区では泳いでいた小学6年生の男子児童が溺れ死亡する事故が起きています。水泳技能が高い大学生たちが参加することで泳ぎが苦手な児童にもしっかり気を配ることができるほか、教師にとっても指導の際の参考になるといいます。

担任の先生
「水泳を第一線でしているので、私たち自身も勉強になります」

授業を受けた生徒
「泳ぐのが苦手だけど、先生がコツを教えてくれるから覚えやすかったです」

7月下順に始まる夏休みを安全に過ごすために、地元大学生の協力が支えになっています。

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